学童保育施設の実践ブログblog

「芸術の夏」《なかよしクラブ》

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夏休み初日7月25日に去年に引き続き「座・まりあ」による公演「人形ダンス」「へっこき嫁さん」「こぶとりじいさん」


「子ども達は、食い入るように観ていました。」

8月1日はMOA美術館館員から尾形光琳の「紅白梅図屏風」のレプリカを観せてもらいました。
「真ん中の絵は何だと思う?」
「川」
すかさず答えた子ども達。
2年生2人は、木のあちこちの白い部分を
「苔」
と即答!

木がたくさんある自然いっぱいの幼稚園、保育園の広い敷地で遊んでいる子ども達の感性はすごいなあと思ったことでした。

「赤い梅が若いか、白い梅が若いか?」

の質問に次から次に自分の意見が言えて、周りの仲間がしっかりと受け止める集団ができているからこそと感心しました。

先日は江上先生とお弟子さんによる「踊りの会」。
はじめに私が作曲した、金子みすゞの「私と小鳥と鈴と」の子ども達の歌を聴いていただきました。
「五木の子守唄」を先生の解説付きで教えてもらい、みんなで踊りました。
お弟子さんの「白雲の城」と先生の「荒城の月」を観て、感想を発表しました。

合間に先生のお話を聴きながらの会でしたが、終わってから2年生のW君は
「大きくなったらあんな大人になりたい!」
と呟き、後で先生と固い握手ができました。

帰られる時子ども達が、
「さようなら!また来てください。私達の踊りも観てください!」
の声に又来ることを約束されました。

「情操教育」が学童保育でもできたらという思いで企画したことですが、今まで出逢ったご縁からの公演に感謝しています。

「有志によるステージ発表」