学童保育施設の実践ブログblog

「学童の宿題。お家の宿題。」《 なかよしクラブ》

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最近、こどもたちは好きな漫画やアニメの話で盛り上がっています。
「先生、〇〇って漫画知ってる?」
「知ってるよー」
「だれがすき?」
「先生は△△かなー」
「おれ□□がすきー!」
など、私との話も盛り上がります。
そんな中思い出したように
「先生絵描いてー!」
と言い出すのは2年生の男の子達。年長さんだったころに映画トランスフォーマーにどハマりして、私に超細かいメカを描いてもらった子達です。
いいよいいよと描き始めると
「おれ隣で宿題する!」
「俺となり座る!」
と物珍しげに寄ってきます。そうしてると何事かとよってくる1年生。ひとつのテーブルを囲んで、まるでおしくらまんじゅうです。そんな中ある子から
「どうやったら先生みたいに描けるの?」
と、素朴な疑問が
「写し絵じゃなくて、難しくても見ながら描くのが1番の近道だと思うよ。」
と私が答えると、今度は
「お絵描きするから紙ください!」
のオンパレード。
すぐに飽きてやめてしまうのが常ですが、ハマる子はハマります。
そんな中、毎日のように
「先生!描いてきたよ!」
とカバンから絵を出してくれるのはSくん。私の好きなキャラクターを片っ端から、おうちで描いてきては
「あげる!」
とプレゼントしてくれます。
「すっごく嬉しいけど、こんなに上手にかけてるのに、いいの?」
と聞くと
「いいの!」
と照れながらお外遊びへまっしぐら。
何枚も何枚も貰って、指導員の自宅の壁は今とっても素敵です。
Sくんがお休みの時には
「先生、Sくんが渡したいものがあるって言ってたよ」
と同じ学校のRくん。もしかして義務化されちゃってないかな?大丈夫かな?と気にしながら、おうちで真剣に描いてる様子を思い嬉しくなる私でした。

「めちゃくちゃかっこよくない!?」
Sくんの影響で、上級生も最近はお絵描きにご熱心です。これはもしや、芸術の秋、到来かな!?

「俺の顔かいたー(笑)」

中村 ともよ