夕方お迎えを待つ子ども達。保育園さんと一緒に部屋でのんびり過ごしている時の事です。
保育園児弟「お姉ちゃんみてー」
姉「わぁーカタツムリじゃん！可愛いね♪」
と姉弟仲良くカタツムリの入った箱を眺めていました。するとそこに、なんだなんだと集まってきた学童さん。
「でかいね！」
と皆でカタツムリを眺めていると誰かが
「でも葉っぱとかいれてあげたいね」
と一言。すると皆、確かに…と悩みだしました。と言うのも暗くなりだしている時間なので外に取りに行くのはダメだと分かっているようです。
「そうだ！いらない紙を葉っぱにしようよ♪」
と男の子が提案
「いいね！」
といらない紙を持ってきてちぎり始めました。頭良いなぁと見ているとカタツムリの持ち主である弟くんが私の所に来て
「先生ー、外から葉っぱとってきてー」
と一言。その発言に皆ハッとして
「そうじゃん先生が行けばいいじゃん！〇〇(弟)頭良いね！」
と皆で弟くんを褒めていました。弟くんもとっても嬉しそう♪
外から葉っぱを持って戻ると早速お家作りが始まっていました。

「本物の葉っぱだよー」
「ちゃんと食べてくれると良いね♪」

「名前も、かたくんに決まったけん！」
「ちゃんと家に名前書いてあげてるの♪」

何気ない姉弟の会話から始まった「かたくん」の家作り。皆で協力し素敵な家ができました♪

学童 上田 ゆうた