学童保育施設の実践ブログblog

書き初め《南小クラブ》

カテゴリー:学童保育施設の実践ブログ

新年年明けに、毎年恒例「書き初め」を行いました。こちらで用意したお手本・今年の目標・好きな言葉・伝えたい事 等などテーマは様々!自分で書きたいものを決め挑戦しました。

筆を握るのも初めて!

1年生 Iさんは初めての体験です。書く時の姿勢や筆の持ち方など学んだIさんは最初の一筆をいれる瞬間、ちょっぴり緊張している様子が伺えました。しかし紙に筆をのせ筆の滑らかな感触に驚きつつも「とらどし」の4文字を立派に書き上げましたよ!筆で書いた自分の文字を見て何だか嬉しそうでした。

私の伝えたい事

2年生Hさんは、こんな事を聞いてきました。「先生、1枚の紙に文字って何文字書いてもいいの?」と‥「うん、何文字でも大丈夫だよ。なんて書こうと思ってるの?」と聞くと「コロナの事でどうしても伝えたい事がある」と言います。という事でHさんには、中字用で使う紙を用意(28文字まで書けます)そこには「コロナに負けるな‥」と書き始めるHさん。今年こそはコロナがなくなって安心して過ごせるように‥という思いが込められていました。

納得いくまで‥

3年生Yさんは今年の干支「寅年」を書くと決めていました。書く前に「先生、自分でいいと思ったやつを飾りたいけん、何枚でも書いていい?」と聞いてきます。「時間もたっぷりあるから納得いくまで書いてみればいいよ!」と伝えると早速取りかかるYさん。書く間、一言も喋らず筆に集中!しかし、書いても書いても本人は納得いくものが出来ず、「あーなんか違う」と言いながら気づけば10枚目に突入していました。しかし書けました!「先生出来たよ!」と。そのまま名前を書きYさん自信の書が書けました。良かったですね。

集中!集中!

指導員も挑戦!

程よい緊張感の中、書に親しむ子ども達。集中して取り組む姿は真剣そのものでした。みんなが頑張って書いた作品はお部屋に飾りたいと思います。

                 高木佐代美