先日、強烈な雨とともに激しい雷が学童を襲いました。
雷鳴に泣き出す女の子たち。
「かみなりこわいよぉ・・・」
みんなで部屋の隅に集まっていました。
まるで冬を越すテントウムシのように・・・・。
それに引き換え、男の子は雷の刺激がたまらないようで、
「うひょー!たのしー!!!」
と言いながらダンスをしていました。
対照的でおもしろいなぁと、子どもたちの様子を見ていると、
『パッ!パ!』
と一瞬停電して、またすぐに電気がつきました。
すると一人の男の子が、
「これは幽霊が来たってこと。幽霊がこの部屋にいる。」
と、言い出しました。
「え、うそでしょ・・・呪われるって・・・」
と、いきなり怖がる男の子たち。
レゴブロックが廊下に落ちていたり、窓際に落ちていた積み木も全部幽霊のせいにし始めて、
「やばい・・・ほんとにオバケおる。こわい。」
「だいちゃん、学童が大変なことになっとる。」
と、伝えに来てくれました。
ちょっと面白かったので、
「これは、大変だね。たぶん貞子がきてる。
はやく追い出さないと、危険な予感がするね・・・」
とのってみました。
その後覗いてみると、自分たちで作ったお払いのオリジナル呪文を何度も読んで、一生懸命、悪霊退散していました(笑)
本人たち曰く、貞子は逃げていき、学童には平和が訪れたようです。
弘津