ある日の外遊びのことです。
ほとんどの子どもたちの歩行がスムーズになり行動範囲が広くなり園庭の様々な場所で遊ぶ姿が見られるようになりました。
風の子保育園には様々な種類の遊具があり、その中でも人気な遊具はローラーのすべり台です。
寝そべって滑ったり、友だちとくっついて仲良く滑ったり、滑り方も様々です。
しかし、楽しいすべり台で遊ぶ前には大きな壁があります。それは階段です。
私たち大人や、安定して歩行できる子どもたちにとっては何も問題はありませんが、まだ歩き始めた子どもたちにっとてはとても大変な場所になっています。ですが、大変だからといって途中でやめるのではなく、「すべり台で遊びたい」という1つの目的のためにならどんなに大きな壁も乗り越えられる。
ここが子どもたちのすごい所の1つだなと感じました。
そして乗り越えた後には楽しみにしていたすべり台と達成感を味わうことができます。
子どもたちにはまだできないこと、失敗することがたくさんあります。
その時には私たち保育士や保護者の方々がどうすればできるようになるのか、失敗しても「また頑張ってみよう!」という気持ちにさせるか導いてあげることが大切です。これからも子どもたちと一緒に様々なことに挑戦し、できた時にはたくさん褒めてあげ、喜びを共有し自信に繋げていきたいです。