風の子保育園の実践ブログblog

そらまめくんのベッド (三歳児 つき組)

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 戸外遊びをすると、よく子どもたちが豆のなっている草を見つけ、豆を摘み取ってままごと遊びをしていました。

豆が好きな子どもたちに、5月はクラスで「そらまめくんのベッド」の絵本を読み聞かせ、子どもたちの興味をより深めていくようにしました。

 

毎日読み聞かせをしても、「そらまめくん見た~い」と見飽きず、読む度に新たな発見や違った見方が出来たり、とても興味を持ってくれました。

”そらまめくんのベッドって本当にふかふかなのかな!?”

 

そこで、実際にそらまめをもってきて、みんなで触ってみました。

 

絵本と同じで、さやを開いた途端、ふわっふわの真っ白な綿のベッドになっていました。

「ふかふか~!」気持ちいい~!」「きゃ~!」「なんかベタベタする~」

にこにこ笑顔の子どもたちからいろんな声が聞こえました😊

えだまめ・さやえんどう・グリーンピース・ピーナッツも見たり触ったししながら、豆の形の違いや、さやの違いも観察し、普段給食で食べたり、見ていた豆に対し、

”お豆っておもしろい!”

という気持ちが芽生えた子どもたち。

 

そんな豆をクレヨンで表現してみました。

カラフルな色使いで、思い思いに描く姿は、とても活き活きとして楽しそうでした。

 

そして粘土でも豆づくりに挑戦!!

「これはそらまめくん」「小さいのはさやえんどうさん」

などと言いながら、豆の形の大きさにも着目して作れていました。

 

今回、子どもたちの興味のあった豆に対し、絵本、製作、粘土と様々な形で活動を広げていきました。

給食でもタイミングよく豆が登場し、豆の興味を深めるだけでなく、食物の成り立ちへの関心や、食育にも繋がったのではないかと感じました。

 子どもたちの興味のあること、好きなことがもっともっと大好きになり、楽しくなるよう工夫して遊びを提供し、日々の活動が楽しめるよう日頃から子どもの姿をしっかりと捉え、

”楽しい!” ”好き!”  を見逃さないようにしていきたいと思います。

 

林田