つき組になり、1ヶ月が経とうとしています。
この1ヶ月、つき組の子どもたちと過ごし、子どもたちの仲のいい姿に、いつも笑顔と元気をもらっています(*^-^*)
もちろん、成長していくうえで、様々な揉め事は経験として必要であり、日常の中でもあります。
ですが、泣いている友達がいると、すぐに気づき、「どうしたの?大丈夫?」と声をかけてみたり、「どうするんだろう…できない…」という友達が近くにいると、「〇〇するんだよ!!頑張れ!」など困っている姿を見たら声をかけたり、優しい姿がたくさん見られます♡
そんなある日、スプーンすくい遊びをしました。
3歳児クラスになると、少しずつスプーンから箸へと移行する時期になります。
スプーンの持ち方を身に付けておくことで、箸への移行もうまくできるようになります。
そのため、遊びの中に取り入れ、楽しく遊べるようにしました。
最初に、「スプーンの持ち方はどうするの?」と聞いてみると、「バーンで持つんだよ!」との声が!
実際に持ってみると、親指、人差し指、中指を上手に使って握っていました!!!そして、お皿から、お皿へ、おもちゃを真剣に移していきます。
全部移せると、「みて!できたよ!!」「きれいだよ!」と、落とさずきれいに移動できたことが自信になったようです。☆
そんな時、「できない…」という子どもがいました。教えに行こうかなと思っていたのですが、隣の友達が「こうだよ!」と手で教える姿がありました!! また、違う机では、「そうそう!いい感じ♪」と言いながら隣の友達に声をかけている姿もありました。
保育者が教えるのは簡単ですが、子ども同士で教え合うことで、お互いが素敵な笑顔で、とても嬉しそうにしていました。子どもの力はすごいなと感じました☺
そして、遊びがどんどん変化し、ホースの中に柔らかいおもちゃを詰めてジュースを作っていました。
「ぶどうジュースだよ!」「コーヒーだよ!」様々な飲み物を持ってきて、おもてなしをしてくれました。
子どもの発想は面白いですね( *´艸`)
今後、スプーンを少しずつ箸に変えていきながら、楽しく、正しい持ち方を伝えられたらいいなと思っています。
栗原 茉実