春になると、ツバメが毎年巣を作りに来ます!
ツバメがいることや巣があることを知っていたこどもたち。5月の下旬のある日、巣の下に落ちているツバメの赤ちゃんを見つけました。
体は冷たく、もう息を引き取っていました。
悲しい出来事でした。子どもたちはじっと見つめていました。
ツバメのお母さんは、みんなのお母さんのように抱っこをして助けたり、赤ちゃんも自分で巣に戻れないから命がなくなることもあるという話を聞いた子どもたちは、それからお墓を作り、花を添えてお祈りしました。
すると、数日後、もう一匹落ちていました。
しかし、まだ生きていたため巣に戻し、毎日毎日子どもたちは「おちないでねー!!」と、見守っていました。
落ちていないと安心した表情で部屋に戻ってきます。
そして、6月上旬に、ツバメの赤ちゃんが顔を出していたので見ていると、体の色も変わり、大きくなっていました。
「こっちみてるー!!」と子どもたちは嬉しそうでした!
「助けてくれてありがとうっていってるんじゃないかな」と言うと「うん!!」笑顔の子どもたち。
命について、子どもたちと考えるきっかけになりました。
「(ウサギの)たまちゃんと一緒にあそんでるよね!」という子どものつぶやきにジーンときました。
本田