夏と言えば、何を思い浮かべますか?😊
つきぐみでは、夏野菜の製作をして、夏ならではの野菜に触れてみたり、みずあそびの歌を歌って夏を感じたりしています。
そんな中、月間絵本の7月号に魚のページを見つけた子ども達!👀
そして、「さかな、つくりたい!!♪」との声が聞こえてきました!
「どんな魚がいいの?」と聞いてみると、「カニ!🦀」「カメ!🐢」「さかな!🐟」との声が!!
「魚にも、みんなみたいに名前があるんだよ!」と話すと、「わかんない!」「どんななまえ?」と興味がわいてきた様子でした。
風の子保育園には、みんなが大好きな水槽があります。とてもきれいな魚がたくさんいるので見に行くことにしました。
今までは、どこにいるのかな?探すのが楽しかった子どもたちですが、「このさかなのなまえはなに?」と視点が変わり、名前を聞いてくる子どもたちが増えました!
そのため、いつでも魚を見られるように、つきぐみの部屋で大きな水槽を作ることにしました。
何日かかけて、とても素敵な水槽が完成しました♡
さて、どんな魚がいるかわかりますか?(*´ω`*)
実際に、水槽の中の魚の写真に名前をつけて貼ってみると、文字を読もうと頑張りながら覚えたり、保育者にも聞きながら覚える姿が見られました。
その魚を、塗りえにすると、「カクレクマノミがいい!」「きんぎょの魚がいい!(キンギョハナダイ)」など少しずつ名前を覚えながら、お気に入りの魚をみつけたようでした。
写真を見て、色を真似しながら塗っていたり、好きな色で色を塗っていたり…色がとても鮮やかで、素敵な水槽になりました。
そして、魚だけではなく、「石があったよ!」「下に砂がたくさんあったよ!」「カニは泳がなくて、砂の上を歩いていたよ!」など子どもたちの声を聞きながら、丸めた新聞紙で岩や、砂利を表現したり、手形で作ったカニは、岩や、砂利の上を歩いているように貼りました。
絵本1冊をみて、「さかなをつくりたい!」との子どもたちの声から、こんなにもステキな水槽ができて、すごいなと感動しました☆
活動の内容は、子ども達にこんな経験をして楽しんでほしい!との思いで、保育者が決めることが多いのですが、子どもたちのしてみたいことから活動を広げていくことで、もっとすてきな作品や経験に繋がるんだなと感じました。
栗原 茉実