だんだん寒さが厳しくなってきました。そのような中でも、子ども達は外遊びが大好きです。
つきぐみでは、泥団子作りが流行っています。
「せんせーい、どろだんごつくりたい!!」
「いいよ!泥だんごはどうしたら作れるのかな?」
「みず!!もってくるね!!」
泥を作り、泥だんご作り開始!!
いざ、泥を触ってみると…「わ!つめたい…」「うわ!てがベトベトになっちゃった!」「もちもちしてておだんごみたい」「きもちいね」など様々な感触を感じたようです。
泥だんごを作り始め、丸めていく子どもたち…「ん~せんせい、まるくならない…」丸くしようと一生懸命に握りますが、小さな手にたくさんの泥を握っていたRくん。
「泥がたくさんだと、手を丸い形に出来ないから、少し減らしてやってみよう!」と声を掛けてみると、泥を少し減らしながら丸めようと、手を丸い形にしながら頑張ります!!
保育者も手を添えながら丸い泥だんごを作ることができました♪
「やった~!できたよ!!」と、とても嬉しそうなRくんです💛
その後、もっともっと固い泥だんごにしよう!とサラサラな砂をかけていきます。
楽しそうな姿を見て、周りの友だちも「ぼくもしたい!」「すなかけるのしたい!」「なにつくってるの?」と集まってきました。そして、みんなで「つよくなれ!も~~っとかたくなれ!!」と言いながら砂をかけていきます。大盛り上がりでした( *´艸`)
とてもすてきな泥だんごが完成!!
そんな時、お片付けの音楽が流れてしまいました。
どうするのかな?と思ってみていると…泥だんごを大事に持ち、どこかへ行くようです。
そして、ピンクの滑り台の中を覗いてみると、綺麗に並べて置いてありました👀❤
「かくしたんだよ!」と小声で言うRくんの姿がとても可愛く、ほっこりしました☺
さぁ、隠した日は金曜日でした。
月曜日、外遊びに行くとすぐ、「せんせ~~~い!!きて!ない!ない!」とRくん。
金曜日に隠した場所をしっかり覚えていたようです!
泥だんごがなくなり、「おともだちがこわしちゃったのかも…」と悲しそうな表情でしたが、「またつくる!!」と金曜日よりも張り切って作り始めます。壊れてなくなってしまった悲しさよりも、また作る!という気持ちに切り替えて、頑張る姿に感動しました。
頑張って作った泥だんご。お片付けの時間になり、隠す場所を考えます。「どこがいいかな?」「ここはどうかな?」前回よりも見えないように慎重に場所を決めるRくんです。
今回はここに決めたようです!
「誰も見えないところ」をお友だちにも協力してもらいながら見つけたようです!
前回の経験があったからこそ、次はどこなら安全なのかな?と考えて探すことができたのだと思います。
残念ながら次の日が雨で崩れてしまっていましたが、泥だんご作りの経験で、力の入れ方や握り方、友だちと協力すること、悲しい経験から、つぎにどうすればいいかを考える力等を遊びの中で学ぶことができていたのではないかと思います。
このような経験を増やしていけたらいいなと思います。
栗原 茉実