風の子保育園の実践ブログblog

ひとりで飲めるよ!(0歳児 はな組)

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 給食や遊んだ水分補給の際にコップを使います。

 コップを使って飲むことを始めた当初は、保育者がコップを支えているところに子どもが手を添えていました。そして、子どもが自分の力でコップを握って支えることができるようになってきたことを感じたら、少しずつ補助している保育者の手を添えるようにしていきました。毎日少しずつ“コップを使って飲む”という経験を重ねることで、初めはスプーンやストローマグを使っていた子どもたちも、一人でコップ飲みができるようになってきました。

 給食やおやつの際に使用するコップは陶器でできているため、プラスチックのコップと比べると、少し重いと思います。そのため、初めのうちは、中身がたくさん入っている時に、傾けすぎてこぼれてしまうこともありましたが、それもまた経験です。そのような、傾けすぎたりこぼしたりという経験を積み重ねながら、コップの中を見て、中身は口に入ってくるけれどこぼれない”ちょうどいい角度”に傾けることが上手になってきました。

 保育者が「すごいね!一人で飲めたね!」「おいしいね!」と声を掛けると、嬉しそうに笑顔を見せてくれる姿も見られます(^-^)

 

 はな組では、おやつと給食の時間のほかに、午前中の活動の途中と夕方のあそびの途中にそれぞれ一回ずつ水分補給を行っています。

 保育者が子どもたちのコップを載せたお盆をもって来たことに気付くと、自らお茶を飲みに来てくれる子どもたちです。中には、「お茶飲もうかな」という保育者のつぶやきを聞いて、保育者のところへ急いで集まり、「ハイ!」と言って座る子どもの姿も見られます。かわいいですね(*^^*)

 

 

 これからは寒い時期が続くので、夏のように汗をびっしょりかくことは少なくなります。しかし、暖房器具を使ったり、空気が乾燥したりしていることで、普段通りの生活をしているだけで体の中の水分は失われていきます。脱水症状を防ぐためにも、夏場同様、定期的な水分補給を行っていこうと思います。

 

槇本