風の子保育園の実践ブログblog

初めて♡ワクワクの平均台遊び(3歳児 つきぐみ)

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先日、風の子保育園に平均台が仲間入りしました♪

初めて見る平均台に、「わ~~!!レインボーだ!」「なにするの~?♪」「早くしたい!!」と興味津々の子ども達です。

早くしたい!というワクワク感を感じながらも、まずは、怪我をしないように約束事をしました。

1つ・・・走らずに歩くこと!

2つ・・・ストップと先生が言ったら、止まる事!

走ったらどうなるのか・・・先生の話を聞かないとどうなるのか・・・子ども達に聞いてみると、「走ったら、こけるよ」「ぶつかって怪我するよ」「話を聞かないと分からなくなるよ」などなど保育者が言わなくても、今までの経験から様々な声が聞こえてきました。

2つ目のストップで止まるという約束事には、もし、道路に飛び出しそうになったり、危ない時に瞬時に動くことに繋がります。

 

さて、約束事をして、平均台スタートです!!

まずは、足をあげて平均台をまたいでいきます。

子ども達の膝付近まである高さをまたぐには、大きく足をあげるので股関節を使います。

3週くらいすると、「疲れた~~」との声も聞こえましたが、普段使いにくい動きなんだなと感じました。

足をあげられるようになると、つまずきや、転倒もしにくくなります。

 

次は、平均台をくぐります。

高い平均台は、「簡単♪」と言いながらくぐる子ども達でしたが、低い平均台になると「おしりが~~💦」「あれ?進まない💦」と言う声も聞かれました。

頭は通っても、お尻が上がっていたり、腕を使ってのほふく前進の動きが難しい子どももいました。

保育者が腕の動きを横で実際にしてみたり、進み方を伝えることで、「お!!通れた!!!」と喜ぶ子ども達です。

そして、一度できると自信がつき、もう一回!!と何度も繰り返し楽しみました。

 

最後は、少し難しい動きに挑戦です☆

腕だけの力で進んでいく『でんしゃ』です。

平均台をまたぐように座り、足を上げるだけでもバランスがとりにくく難しいのですが、さらに腕の力で前へと進みます。

最初は、足を床について進む姿も見られましたが、足を上げて進む友だちの姿を見て、「かっこいい!」「ぼくにもできるよ!」

「わたしにもできるよ」と意欲がでてきたようでした。

すると…こんなにも上手に足を上げて腕の力で進む姿が見られました☆

「手がいたい」「腕がいたいな~」という子ども達でしたが、「それは、上手にできていた証拠だよ!」というと「できたもんね!」と自信をもった表情でした。

 

平均台で様々な遊びが広がります。

普段使わないような身体を動かしたり、バランス感覚が鍛えられたりと、楽しみながら行っていきたいと思います。

 

髙本 茉実