にじ組に進級し、早くも二か月が経ちました。
進級したての4月は自分のことをするだけで精一杯の子どもたち。
今までやってきていたシール貼りも不安になり担任に一つ一つ確認する子や、
これでいいのかな??と周りをキョロキョロする姿が見られました。
5月には新しい環境にも慣れてきて伸び伸びと過ごすようになってきました(^^
するとこんな事が起きたのです!
シール帳を個人のカバンに片付ける際、今まではテーブルに保育士が並べて、
室内遊びをしている子ども達に向かって、
『男の子~シール帳カバンに入れてくださ~い!』と順番に声を掛けていたのですが・・・
シール帳を机の上に並び終えようとしたとき!!!
子:『せんせ~い!シール帳かばんにいれてもいいの??』
保:『いいよ~!!すごいね!!先生たちがノートを並べてたのに気付いたの?』
子:『うん!!!』
この会話を聞いていた近くの子ども達も次々にノートをカバンに入れ始めました。
その次の日はまた別の子が気付き、気付いていないお友だちに『シール帳いれるよ~!』
と教えてくれました。
次はなにがある?今するべきことは?と予測をたてて行動できるようになってきた姿をみて本当に嬉しくなりました。
保育室には子どもたちが予測行動できるように
時計に矢印を付けて時間を見て行動できるようにしたり
1日の活動を絵で表にしたりしています。
『〇〇するよ!!』『次は〇〇だよ!』など目の前のことばかり言いすぎると指示がないと動くことができなくなり、自分で考えることが無くなってしまいます。
『次はなにをするのかな?』『次は〇〇だからなにをしたらいいのかな?』など子ども自身が考えて行動できるような言葉掛けを心がけています。
自ら考え行動できたときは、例え少し違っていたとしても気づいたことを褒め、認めていくことでさらなる成長に繋がると信じています。
青木