晴れた日は、「今日お外行く?」と毎日聞き、外遊びを楽しみにしている子どもたちです。
そんな子ども達と、山作り対決を行いました。
土の感触を感じてほしいとの思いから、裸足になり砂場へ!!
裸足になることがあまりなかったので、「裸足になっていいよ!」というと、「やった!!」「石が少しチクチクする!」「キャーー砂場はつめた~~い」など様々な声が聞こえてきました。
その中で、「砂場の砂なんかかたいね」という子どもがいました。
どうすれば柔らかくなり、たくさんの砂が使えるかな?とみんなで考え、スコップで掘ることにしました。
柔らかくなれ~~!!!と一生懸命にスコップで掘っていく子どもたちでした。
砂を掘り起こし終えると、さっそく山作りを始めます!
キリンチーム対ぞうチームの対決です!
負けないぞ!!と言いながら山を大きくしていきます。
みんなで作る山はあっという間に大きくなりました!そして…判定はキリンチームの勝ち!
ほんの少しの差ではありましたが、負けてしまったぞうチームは、とても悔しい表情でした。
そんな中、「もう一回すればいい!次は勝てる!」と、悔しい気持ちの先に、次こそ!という前向きな気持ちを持つ子どもたちに感動しました。
負けて悔しい気持ちで終わるだけでなく、次こそは!という気持ちになれるのは集団で遊ぶからこその気もちの成長なのかなと思いました。
2回戦も残念ながら負けてしまったぞうチームで、さらに悔しい表情でしたが、「一生懸命に頑張る姿はみんな一番だったよ!」と声をかけると、「頑張ったもんね!また今度お山作りしようね」との声が聞かれました。
これから集団でのルールのある遊びをしていく中で、悔しいことがたくさんあると思います。
その時に、悔しい気持ちに共感しながらも、次こそ!!という前向きな気持ちを大切にしたいと思います。
また、勝ち負けだけでなく頑張ったことに保育者が気づき、「頑張ったね!」「かっこいいね!」などの声掛けをしていきたいなと思いました。
髙本