すっかり秋になり
肌寒い日もありますが
元気いっぱい戸外遊びを
楽しむ子ども達です。
園庭のクヌギの木から落ちてくる
どんぐりをたくさんバケツに集めて
楽しむ姿があります。
みんなでコツコツ集めた
どんぐりを使って、
どんぐり転がしをして遊べる
どんぐりハウス作りをしました。
牛乳パックの容器に、
トイレットペーパーの芯を
小さく輪切りにしたものを使って
自由に作ってよい事を伝え
製作を行いました。
自由に作っていいよと伝えたものの
保育者は心の中で『できるかな?』
『どうなるかな?』と思っていましたが、
一人一人が自分で考えながら、
トンネルや、休憩できるベット、
迷路と各々に作り進める姿がありました。
くるりんテープも上達していて、
手先を器用に使って貼り付けていました。
出来上がると友達と一緒に
どんぐりを転がして、
「ベットに入った~!」
「さくらちゃん(どんぐりの名前)
トンネル楽しそ~う♡」
「遊びにきました~」と
友達のどんぐりハウスに
お邪魔したりして
遊びが盛り上がっていました。
どんぐりを転がして遊ぶ中で
牛乳パックの傾きを急にすることで
速く転がっていくことに気づき
教え合い、試してみる
子どもの姿もありました。
保育室の一角にどんぐり転がしを
作る材料を置いておくと、
室内遊びの時間に
ハウスの中を作り変えたり、
どんぐりを二個に増やして、
進化させて遊ぶ姿がありました。
保育者がアイデアを出さなくても
遊ぶ中で、次はこうしてみようと
自分で考え、友達と一緒に
楽しむ姿を見て成長を感じ、
次はどんな製作をしようかな~と
楽しみになりました。
緑 恵里