2月も、もう半分が過ぎようとしています。
つき組での生活も残りわずかとなりました。
1月の終わりごろ、子どもたちとカレンダーを見ながら、
保育者 「今、みんなは何組さん?」
子ども 「つきぐみ!!」
保育者 「そうだね。今は、1月でしょう?(カレンダーをめくり)2月、3月まで終わったら
みんなは、にじ組(4歳児)になるんだよ」
という話をしていました。
すると、「もうすぐ、にじぐみ?」「あと2かい ねたら にじぐみになる?」と言う声もきかれるようになり、にじ組に進級することへの期待と喜びがいっぱいです。
にじ組へ進級すると、環境も変化すると同時に、子どもたちが“自分たちですること”も増えてきます。
例えば、つき組(3歳児)はランチルームで食事をしていましたが、にじ組になると、活動や食事・午睡をにじ組の保育室内で行います。また、保育者が行っていた保育室の掃除も、当番の子どもたちが行うようになります。
進級と同時に保育者や保育室、子どもが行うことがいっぺんに変化すると、その環境すべてに慣れるのがとても大変です。
進級後、子どもたちが新しい生活の流れに少しでも慣れることができるように、今月から、保育室の中で活動・食事・睡眠を行い、“ぞうきん当番”を作りました。
登園すると、保育室内の机などの配置が変わっていることに気付くと、「なんで (物の配置が)かわったの?」という疑問の声を口にする子どもの姿もありました。
その日の朝の集まりで、にじ組になったら、部屋の中で給食を食べること、掃除も行うようになること」を子どもたちに話し、“ぞうきん当番”ができたことを伝えると、新しい当番ができたことに大喜びの子どもたちでした。
これまでも当番活動に喜んで参加していた子どもたちでしたが、ぞうきん当番が加わったことで、より楽しみになったようでした。
ぞうきんの洗い方や絞り方なども当番活動をする中で、少しずつ伝えていきたいと思います。
槇本