つき組として過ごす日も、残りわずかとなってきました。
にじ組への進級が、楽しみで楽しみで!!といった様子の子どもたち。
進級すると保育室の他にも変わることがたくさんあります。
そのため、にじ組の保育室にも興味を持ってもらうために、にじ組の部屋に遊びに行かせてもらうことにしました。
子どもたちに「つき組の部屋と違うところがたくさんあると思うから、よく見て来てね。違うところを見つけたら、あとで教えてね。」と伝えてからにじ組の部屋へ行きました。
部屋にお邪魔した時、にじ組のお兄さんお姉さんは、朝の集まりをするところでした。姿勢よく元気で大きな声で挨拶をしたり、歌を歌ったりする姿を真剣なまなざしで見ていた子どもたちでした。
にじ組の子どもたちにお道具箱を机の上に出してもらい、にじ組の子どもたちからつき組の子どもたちへ、説明をしてもらいました。
つき組の部屋に戻ってから、「つき組の部屋と、にじ組の部屋の中で違うところは何があった?」と聞いてみました。
すると、「にじぐみは、(水道の上の棚の扉の色が)みどりじゃなくて おれんじだった」
「おふとんの ところ(収納)が前にあった」
「ねんどばんに とり とかの かたち がついてた」
「とけいの ばしょが ちがった」
など、子どもたちなりに、部屋の中の違うところを探し、考えて発言する姿がありました。また、保育者も普段何気なく見ていたモノの場所や色の違いもあり、子どもたちの気づきを通して、改めて気付く点もあり、一緒に楽しむことができました。
月間絵本や図鑑など、進級すると手にするものもあり、目をキラキラさせながらにじ組への訪問を楽しんでいた子どもたちです。進級すると新しくなるものや新しくなる部屋を見て、具体的に知ったことで、より期待感が増した様子の子どもたちでした。
槇本