風の子保育園の実践ブログblog

願いのこもった製作(5歳児 そらぐみ)

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いよいよ、23日はお楽しみ会です♪

最後のお楽しみ会ということで「楽しみ!頑張る!」と家でも張り切っています!!という声も多く聞かれます。

友達と楽しく!素敵な思い出となる1日になるように一緒に楽しみたいと思います★

 

お楽しみ会の中で「かさじぞう」の劇を行っていく中で、「お正月ももう少しだね(*^-^*)」という会話も聞かれます。

劇の中で、門松や鏡餅などお正月に興味をもった子どもたちです。

そこで、お正月にはどのようなものがあるのだろう・・・みんなで考えてみることにしました!

月間絵本で見たり、これまでの経験から、「かどまつ!」「ししまい!」「かがみもち!」「おせち」「おとしだま」などたくさん出てきました。

では、どのような意味があるのでしょう・・・!

来年度は、いよいよ小学生です!意味を理解し、素敵な年を迎えられますように♡

 

だるま・・・ころんでもたちあがる!

新しいことも始まり、きっと「難しい、したくない」と思うこともあるでしょう・・・ですが、そんな気時こそ「難しいから頑張ろう!」という気持ちで起き上がってほしい。

「僕は、だるまの金色の折り紙を頑張ったんだよ!細長く破って、のりが出ないように丁寧に塗ったんだ!!!細長いからのりをつけるのが難しかったけど最後までしたよ★」とA君。

この言葉に、凄いな~と感動でした!これこそ、だるまのようですね。難しいから、しない。と転がったままではなく、「難しいけど、頑張る!」そう思えたA君はとても素敵です(^^♪

 

ししまい・・・悪払いや疫病退治を願う!

病気にかからず、元気に大きくなってほしい。もし、自分の中にチクチク悪い気持ちがでてきたら、ししまいに食べてもらい、心が素直できれいな、こどもたちのまま大人になってほしい。

「ししまいの模様を真似して作ったのを頑張ったよ!」「大きな歯を描いて、大きな口にしたのを頑張ったよ!」個性あふれるとても素敵なししまいが完成しました。

 

かどまつ・・・神様が家を見つけやすように、家の目印として松の飾りを立てておく!

みんなのお家にも良い神様がきてほしい。良い神様が来ることで、素敵な1年になってほしい。

門松では、「リボンが難しかった~」との声が多く聞かれました。白と赤のモール1本ずつを渡し、あえて作り方は伝えず、見本を置いておくことにしました。

「せんせ~い、作って~」と持ってくるお友だちもいました。そのような時に作り方を教えるのは簡単です。ですが、「どのような作りになっているのだろう」と考えたり、「こうやってしてみようかな」と実際に作ってみたり!子どもたちの成長を感じていたため、見守ることにしました。すると、最初から「先生して!」と言っていた子ども、「せんせい!みて!もうできた」と、あっという間にできる姿や「リボンは、丸い輪っかが2つあるよね」など頑張って挑戦する中で、出来た子どもがまるで保育士のように数名に教える姿もみられました。

「すごいね、先生の力がなくても、みんなの考える力や、挑戦する力で、全員が完成することができたね!」というと、子ども達の表情はとても素敵な笑顔でした♡

他にもお正月に興味を持ち、意味を知ることができたり、思いや願いが込められた作品ができました😊

 

髙本