ある日のこと、保育者が園庭の草取りをしていると
Aちゃんが「先生何してるのー?」と聞きにきました。
「保育園が綺麗になるように草取りしてるんだよ!」
と言うと「Aちゃんも草取りする!」と一緒に草取りを手伝ってくれました。
その様子を見ていた他のお友達も1人、また1人と
興味津々の様子で草取りを手伝ってくれました。
1つ草を抜く度に「先生、見て!草抜けたよ!」と
嬉しそうに見せに来る姿が何とも可愛い子ども達でした☺︎
大きい草はなかなか抜けず「先生、これ抜けん」と
苦戦していましたが、「手伝って」と保育者に
助けを求めたり、「うんとこしょ、どっこいしょ」と言いながら
株に見立てて友達と協力して抜いたりする姿が見られていました。
抜いた草の葉の部分が株に見えたようで「これカブみたいだよ」と
面白い発見をしている子どももいました。
抜いた草の根っこには土がたくさんついているので
「トントンして土を落としてね」と伝えると
しっかり土を落としてビニール袋に入れていたり、
保育者が抜いた草を集めてビニール袋に入れてくれたりと
自ら進んでお手伝いをしてくれていました!!
「みんなのおかげできれいになったよ!ありがとう」と伝えると少し恥ずかしそうにしながらも、どこか達成感が感じられる表情にも見られました。
「草取り」と聞くとあまり楽しいというイメージを
もつ方は少ないと思います。
でも、どんなことも楽しめること、楽しい遊びに変えられる子どもたちは
天才だと感じました✨
「綺麗になると気持ちいいね」と生活の中で伝えていったり、保育者や友達とみんなですると楽しいということをこれからの活動の中で感じられるようにしていきたいです。
久野