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「平和」って何でしょう?

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「平和」って何でしょう? 

「平和って、あなたにとって何ですか?」と問われたら

何って答えますか?

毎日、ごはんが食べられること・・・

安心して眠れること・・・

笑えること・・・ですか?

 

 

先日、長崎に行ってきました。

「九州保育団体合同研究集会」の長崎集会があり参加してきたのです。

集会テーマは〝平和がつなぐ 子どもの笑顔 安心の保育と子育て”でした。

記念講演で【子どもの笑顔を阻むもの 育むもの】と題して

城臺美弥子(じょうだい みやこ)さんの講演がありました。

城臺さんは長崎原爆被爆者です。

原爆投下時城臺さんは6歳。

幸いにも難を逃れ、福岡へ疎開。

その後、小学校教師を38年間勤務し20年前に退職家庭に入ろうとした時、

被爆三世の孫をなくされました。

このことがきっかけとなり、今まで伝えてこなかったことを今

伝えておかなければという思いに駆られて再び子ども達の前に立ったそうです。

城臺さんの被爆体験を聞き、改めて”原爆”の恐ろしさと

”戦争”の悲惨さを思いました。

 

 

 

 

城臺さんは

「日本はどのような歴史の道を歩いてきたのか?」

「何故長崎は世界で唯一の被爆都市になったのか?」

「何故、日本は戦争をしたのか?」

「今,日本の政権が憲法を変えようとしているがどのような国にしようとしているか?」

と問われています。

 

 

戦後数十年が経ち、戦争体験者が年々少なくなっていく中で

何やらキナ臭サを感じているのは私だけではないはず・・・です。

 

子ども達の笑顔を守る為

子ども達のあしたの為

私たちは今、もう一度「平和」って何だろう?と

問うことからはじめませんか?