子ども達の日常会話で、最近「おや?」と思うことがあります。
お友だちが髪ゴムをなくして困っている時———
T君「Mちゃん、どうしたの?」
Mちゃん「あのね、ゴムが一つなくなったの」(少ししょんぼりしている様子)
T君「えっ、どこでなくなったの?」
Mちゃん「運動会の練習中(スポーツの森)、○○ちゃんとぶつかって・・・
その時に落としたみたい・・・」
T君「そうなんだ・・・」
この会話の後に、T君は、はじめはすぐに探してあげようとしていましたが、
自分では見つけられないところにあると理解し、少し困った様子で
Mちゃんの話しと様子を教えに来てくれました。
少し前までは、お友だちが泣いていると、ただ「泣いてる!」と言いに来たり、
ケンカした時は「だって○○が・・・」というように、自分の思いを訴えることが多かったのですが、
“どういう状況で、どうなった。相手はどんな様子だった”と、
内容が具体的になってきて、驚いて聞いていました!
最近では、ケンカしたり、誰かが困っていると、
今のように子ども達同士で話し合って解決する姿が見られます。
まだまだお互いの気持ちの決着がつかず、泣いてしまうこともありますが、
また一歩、思いやりの心が育まれているなあと思いました(*^^*)
子ども自らが周囲の子どもや大人と関わっていくことで
人と関わる力を育てていくための環境を整えていきたいと思います(^^♪