白川保育園の実践ブログblog

「アスレチックに挑戦❗️」1歳児もも組アンパンマンチーム

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園庭の一角にある大きなアスレチック。以前から子ども達に人気の遊具ですが、最近更に子ども達が遊ぶ様子が見られるようになりました。
アスレチックに登るのはいろんな所からできますが、どこも高さがあったり、腕の力や脚の力も必要です。どんどん登っていく子ども達もいれば、途中で怖くなったり、うまく進めなかったりして断念したり…「こわーい」という声が出る子ども達もいます。側で支えたり、一緒に登ったりして子ども達の『してみよう』という気持ちに安心感を持たせるようにしています。
 
「どんどんのぼれるよ〜」

ある日、自分から登り始めたRくん。途中までは自分の力で登っていましたが…途中から高さもあり怖くなってきたのか「あっあっ!」と声を出し、うまく足も上がりません。横につき、足を支えたりすることで少し安心できたのでしょう〜やめることなく登り続け、上まで行くことができました!「できたね〜がんばったね〜♡」と言葉をかけるとニッコリ(^^)v次の吊り橋へと進んでいきました。
 
「やったー‼︎のぼれたよ🎵」

実はこの前日、初めて本格的にアスレチックに挑戦したRくん。その時は坂から一歩一歩登り、最初から担任と一緒でした。揺れる所もあり、足がすくんだりしてなかなか前へ進めずにいましたが…やめることはなく、担任の手を握りしめる小さな手に力が入っていることを感じながら、一緒に挑戦し続けました。『やってみたい』『もっと先まで行きたい』というRくんの気持ちを支えたい!と思いました。ゆっくりゆっくりRくんのペースで進み、滑り台まで到着。そして、一緒に滑り降りた時の嬉しそうなRくんの笑顔はやり遂げた満足感と嬉しさで溢れていました(*^^*)
そして次の日は自ら一人で違う所から登ることに挑戦していたのです❗️前日怖がっていた吊り橋もコツを覚えたのか、ゆっくりと一歩一歩進んでいく姿にたった一日でこんなに上達するのかと驚きました。出来た満足感や嬉しさが自信になるのですね〜。子どもの可能性ってすごいな〜と改めて感じた出来事でした。次の日も一番にアスレチックに登っていたRくんです。
友だちがしていることを見たりして『やってみたい』という気持ちが湧き、挑戦して出来たことで自信がつき、また挑戦して楽しさを重ねていく子ども達。遊びの奥深さを感じます。子ども達の『やってみたい』に丁寧に関わり、楽しさや自信、笑顔に繋がるような援助を心掛けていきたいと思います。
 
「すべるの たのしいよ〜🎵」

田中 弥生