白川保育園の実践ブログblog

「☆しらかわフェスティバル☆~リレー編~」

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フェスティバル見どころ第2弾は、リレー♪子どもたちも、見ているお客さんもドキドキ・・・かなり盛り上がる種目になっています!

リレーを行うにあたって、まずチーム決めから話し合いを行いました!

T「男の子と女の子がいい!」

M「えぇ〜それじゃあ女の子が負けるから絶対イヤ!」

C「小学校で分けるのはどう?」

K「えぇ〜でも室小4人しかおらん」

担任「どこかの小学校と合体してみたら?」

と、話し合いは進み、小学校で分けてみることになりました。小学校ごとにわかれ、何小と何小を合体すれば同じ人数になるのか・・・。結果、大津小・室小チーム14人、南小・美咲野小・北小チーム13人と、丁度半分に分けることが出来ました✨リレー大会は、このチームで行うことに決定!(チーム名は今決めている最中ですので、ブログ内では、大津・室→赤チーム、南・美咲野・北→黄チームとします)

「うわ〜黄チームにはHくんもGくんもおる」「大丈夫!赤チームにはSくんもおるしKちゃんもいるじゃん!」とお互いのメンバーを見ながら大盛り上がり!既に闘争心が燃えておりました

さて、チームが決まったところで、実際に1度リレーを行ってみることに!順番も自分たちで決めますが、

赤「俺、1番走る!」「じゃあ私2番!」

黄「早い人から順番に並ぼう!」

と初めは、あまり順番にこだわらず決めていました。

1回目のリレーでは、黄チームの勝利!2回目も黄チームの勝利!毎回黄チームの勝利で赤チームは、毎回悔しい思いをしていました。

そこで、作戦会議を開くことに!どうすれば勝てるのか、どうすればもっと速くなれるのか、両チームそれぞれ話し合います!

赤チームでは、「内側を走れば速くゴール出来る!」「バトン貰う時に名前を呼ぶ!」「手を伸ばして待っとく!」という作戦が出ました!

一方黄チームでは、「バトン貰う時に名前呼んだら渡す人間違えない!」「よーいのポーズをして待つ!」という作戦が出ました!

また、順番を決める時も、「速い人を1番と最後と間に入れよう!」「多分、黄チームの最後はHくんだと思う!Hくんにかけっこで勝ったことある人?」「私勝ったことある!だから最後に走る!」と、初めの頃とは違って、相手チームの予想をたてたり、「私何番がいい!」という自分の欲求よりも勝てる為にみんなで考える姿が見られました。

作戦会議を行ったあと、もう一度勝負悔しい思いをしたくない赤チームと、連勝記録を伸ばしたい黄チーム!どちらもやる気に満ち溢れ、スタートします!名前を呼んで待つお友達、走る準備が整っているお友達、内側を走ろうとするお友達、作戦したことをしっかり活かす姿が見られました✨

スタート直後は張り合っていましたが、途中から黄チームが先を走ります!それでも赤チームは諦めません!どんなに距離が離れていても、少しでも近づこう!追い抜こう!とみんなが必死に走っていました!

   

「待つ姿がかっこいいです!」

 

「中盤。いい勝負です!!」

 

「もうすぐアンカーだ・・・また赤チームが負けるかもしれない・・・」みんながそう思った時!

なんと、赤チームが黄チームを追い抜きました✨一気に盛り上がる赤チームと、一気に焦り出す黄チーム!あまり差がない状態でバトンはアンカーへ!両チームとも「頑張れー!走れー!走れー!」「追い越せーー!!」と大声で声援を送っていました!

 

「バトンはアンカーへ渡りました!」

 

すぐ後ろに黄チームのHくんが迫るものの、ゴールまで追い抜かれることなく1位でゴールした赤チームCちゃん♡Hくんも最後まで一生懸命走っていましたよ!

そして、表彰式。「今日のリレー大会、1位は・・・赤チーム!!」と発表すると、初めての勝利に大喜びの赤チーム♡初めて負けて悔しくて涙を流す黄チーム。各チーム、勝てる為に作戦会議をたくさんして一生懸命走ったからこその喜び、悔しさを感じたのだと思います。

泣いている黄チームを見た赤チーム。すぐに慰めに行く姿が見られました。赤チームも悔しい思いをしたり、悔しくて泣いたり涙を堪えたこともありました。そんな経験をしているからこそ黄チームの気持ちにも寄り添えられたのだと思います!ライバルでもあり、仲間でもあるという姿が見られ、感動した担任です

 

「大喜びする赤チームと落ち込む黄チーム」

 

「赤チームさんが慰めていました」

 

リレーを行うことで、ルールを知って守る大切さを学んだり、友達と協力して取り組むことを楽しんだり、どのようにすれば勝てるのか作戦会議を行い、考える力を育てることが出来ます。フェスティバルまで残り2週間。きっとまだまだ作戦を立て、団結力も増していることでしょう☺️チームのために一生懸命走る姿をぜひご覧下さいね☆彡

 

荒木愛絵