白川保育園の実践ブログblog

「ダンボールモンスター」 2歳児ちゅうりっぷぐみ ひよこGr

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「ダンボールモンスター」 

 

   6月26日のドキュメンテーションでダンボールのエピソードを紹介しましたが、その続きがあります。

  箱倒しを楽しんでいたTくんとRくん。倒れた箱を頭からスッポリとかぶり「おばけだぞ〜!」とお友だちを追いかけ始めました。

「まてまて〜!」 

 

 その様子を担任がカメラに収めていると、「だ〜れでしょ?」と空いた穴から目を出すLくん。 

「だれかわかるかな?」

 

 来ている洋服で誰かはすぐにわかるのですが(笑)、「う〜ん、Tくんかなぁ?」ととぼけると、「ブッブ〜!ボクでした〜!」と正体を明かします。

「ばあっ!」

 

 当てられないことが面白いみたいで、他のお友だちも真似をして箱をかぶり出しました。たくさんのダンボールモンスターに囲まれる担任。

「わたしたち、モンスターよ!」

 

一人ずつ名前を呼んでいくのですが、あえて違うお友だちの名前をあげました。すると「ちがうよ〜!」と嬉しそうに正体明かし。 

「Mだよ〜!」 

 

 ひとしきり担任とのやりとりを楽しんだ後は、満足したのかダンボールを放置して違う場所に遊びに行くひよこさんたち(笑)。2歳児の集中力はそんなものかもしれませんね。

  ドキュメンテーションでも紹介していますが、敷いたダンボールをマットに見立てて安田式体育遊びを始めたり、電車ごっこに活用したり、ダンボールでの遊びが盛り上がってきています。2歳児といえど、その発想力の豊かさに感心している担任です。色を塗ったり加工したり、手を加えていくことで遊びが発展していくことでしょう。絵の具やガムテープなどを用意して、今後の展開を見守っていきたいと思います。 

 

 林 信彦