天気の良い日には戸外に出て遊んでいるもも組の子ども達。先日は芝生広場まで足をのばしました。移動に使ったお散歩カーから木陰のある芝の上に子ども達を降ろすと、目の前に広がる芝の緑や青い空に風も心地良かったのか、眺めているかのようにしばらく座り込んでいた子ども達でした。

「気持ちいいな〜🎵」

  しばらくすると、一人の子どもが芝の斜面を下り始め、それを見て他の子ども達もおしりを付けて少しづつ移動したり、うしろ向きになって足から下りたりとそれぞれで考えて動き始めました。
遊びを通して手足の力をつけることを活動のねらいにしていますので、芝の斜面は登ったり下ったりと安全で格好の場所です！自分達で慎重に下っていく様子を見て「すごいすごい‼︎上手だね〜」と言葉をかけると子ども達はニッコリしながら体を動かしていました。
   下まで降りた子ども達の横で「ヨイショヨイショ」と声を出しながら担任が四つん這いで斜面を登り始めると、それを見て同じようにまた登り始める子ども達も。大人が楽しんですることが、子ども達の興味や関心を引き出していきます。楽しいことは飽きずに挑戦する子ども達です。(^-^)担任の「ヨイショヨイショ」の掛け声に合わせて一歩一歩登っていく子ども達でした。上まで登れた子ども達に「できたね〜がんばったねー」と言葉をかけて出来たことを一緒に喜び、お茶を飲んでひと休みしました。


「ヨイショ ヨイショ」

  自分が思うように出来たことを共感してもらい、言葉をかけてもらうことで自信にも繋がっていきます。子ども達一人ひとりの発達に合わせて自分の意志で楽しみながら挑戦できるような働きがけをして、子ども達の「できた‼︎」という満足感を満たしながら、手足の力をつけることができたら…と思っています。