白川幼稚園の実践ブログblog

『めっきらもっきらどおんどん』~お楽しみ会の見どころ~ 5歳児 さくら組きりんGr 中村

カテゴリー:白川幼稚園の実践ブログ

『めっきらもっきらどおんどん』~お楽しみ会の見どころ~ 5歳児 さくら組きりんGr 中村

新年が始まって早いもので1ヶ月が経ちました💦
子どもたちは、お楽しみ会に向けて「おうちの人に見せたい!!」と張り切って日本太鼓や劇、合唱を楽しみながら取り組んでいます☺️

今回は劇遊びについてお伝えしたいと思います!

子どもたちに「去年は桃太郎の劇をしたけど、今年は何の劇をする?」と尋ねてみると、驚くこと最初に返ってきた答えは「桃太郎!」
「えっ!もう1回同じ劇もするってこと??」と、思わず子どもたちに尋ねてみると「いや、続きを作るんだよ!」とのこと。「そういうことね!」と納得した担任でしたが、1人のお友だちから「でもさ〜、お話を考えるんだったら時間が掛かるよ!」との意見が?!これを聞いた他のお友だちも「そうだよね〜」と納得の様子。この日は、なかなか決まらず……
後日、絵本の読み聞かせで『めっきらもっきらどおんどん』を読むと、「この絵本良いじゃん!!」「劇でやってみたい!」と、みんな大絶賛!!
絵本に出てくる呪文のような言葉が子どもたちの心を掴み、1人が口ずさめばみんなが口ずさむほどこの絵本にハマった子どもたちでした😊
そんな子どもたちは外遊びの時間には、園庭にある木の幹の穴に向かって大声で『ちんぷくまんぷくあっぺらこの……』と呪文を唱え、妖怪たちに会おうと試みることも♡どんどんどんどん『めっきらもっきらどおんどん』のお話が大好きになり、絵本のはなしを暗記するほどにまでなっていました🤣

ということで、お楽しみ会では『めっきらもっきらどおんどん』の劇遊びをすることになりました✨️
役決めや劇遊びで必要な道具や材料など、みんなで意見を出し合いながら製作に取り組んでいます!
子どもたちは、とても発想が豊かで「神社の木には、前と後ろに穴を開けてトンネルみたいにしたらどう?」「おもちのなる木は、おもちを外したりくっつけたりできるようにしよう!」などと、色んなアイデアを出してくれ、劇中に出てくる道具は子どもたちのアイデアが詰まったものになっています!ぜひ、劇中の大道具にも注目してみてください👀

ある日、劇遊びの様子を首藤先生に見にきてもらいました!すると、劇遊びが終わってきりんグループのお友だちに「丸太に乗って空を飛ぶシーンがあるでしょ?そこは、どうやって空を飛んでいるみたいにするの?」という質問が!?うーんとみんな考え、
Aくん「ジャンプする!」
Bくん「ソリみたいなのを作って誰かが引っ張る!」
「え〜、重いんじゃない?」
Cちゃん「船みたいな乗り物を作る」
Dちゃん「人間が飛ぶのは無理だよ〜、マジックでもしないと、、、」
なかなかいいアイデアが浮かばず悩んでいると、
首藤先生「先生が前のさくら組さんの時にかぐや姫をやったんだよね。かぐや姫にも空に飛んでいくシーンがあって、その時のさくら組のお友達がとってもいいアイデアを思いついたんだよ!」
これを聞いたBくんは「え〜!早く教えてよ〜」と必死に首藤先生にお願いしていました(笑)
首藤先生「もう少し考えてみたら、もっといい方法あるんじゃない?」
「絵本では飛んでいるように見えるよね?」
Cちゃん「あっ!じゃあ、紙に絵を描いたらいいんじゃない?」
Fくん「絵を描くのは時間かかるよ〜」
Eくん「劇だから本当の人間がいい!」
「人間でするんだったら、どうしたらいいかな?」
Dちゃん「先生が抱っこしたら?」
「おっ、いいね!」ということで先生が抱っこすることに!空飛ぶシーンには4人のお友だちが出てくるので先生が4人必要とのことで、誰先生がいいのかを考えます🤔
Eくん「首藤先生!」
「いいね〜!」
Bくん「じゃあ、あと3人は事務所の先生にお願いしたら?」
Cちゃん「えっ!園長先生とかってこと?無理だよ〜、だっておばあちゃんじゃん!」
Eくん「確かに〜 大変だよね💦じゃあ、誰にしようか?」
Bくん「力がある人がいいんじゃない?」
Eくん「そうだね!山邊先生とか?」
「おっ!いいね!」
と、みんなで幼稚園にいる先生を思い浮かべながら誰が抱っこ出来そうなのかを考えながら決めていきました!
さて、誰に抱っこしてもらうのかは当日のお楽しみです♡

役になりきって遊ぶことも様々な道具を作ることもみんなで楽しむということを大切に、お友だちと意見を出し合いながら取り組んできました。
お楽しみ会当日は、たくさんのお客さんを目の前に緊張してしまうこともあるかと思いますが、一人ひとりの今できる精一杯の姿を温かく見守って頂けると嬉しいです✨きりんグループの個性溢れる劇遊びを楽しみにしていてくださいね😊

 

~劇遊びの様子~