白川幼稚園の実践ブログblog

「子ども達が事故に合わないように…」 保健 岩谷

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 3月4日は、ひな祭り会が行われました♡ひな祭りとは、3月3日の桃の節句のことで、女の子のお祝いをする日、女の子の健やかな成長や幸せを祈って、お祝いをします。
この時期に食べるひなあられにも、きちんと由来があります☆ひなあられには、ピンク、白、緑の色があって、この色にはそれぞれ意味があります。
・ピンク…生命
・白…雪の大地
・緑…木々の芽吹き
この3色のひなあられを食べることで、自然のエネルギーを得て元気で丈夫に育つとされているそうです(*^-^*)

 先月の節分と同様、日本は昔から子どもたちが元気に育つよう、様々な行事があります。また、家族一緒にお祝いをする事で、家族の時間を作ることができ、それも子どもたちの心の安定へと繋がるのでしょう♡

=ひな祭り会の様子=

 さて、ひなまつりの雛人形は、子どもたちの変わりに病気や事故から守ってくれるとされています。いつまでも病気や事故をせずに、健やかに育っていってほしい!というのが親の願いです。しかし、その為には大人の配慮が必要不可欠です。
子どもの死亡事故の割合:H29~R3の5年間では、交通事故・不慮の溺水が死因の上位です。交通事故は2歳以上では1位。この時期には、以下のように子どもの特性が表れてくることが交通事故が増えている要因だと思います。

乳幼児の特性
① 視野が狭い ②予想外の行動 ③危険に気づかない ④気分によって行動が変化 ⑤一つ気になると周りが見えなくなる ⑥あいまいなことは伝わらない

幼児は思ってもみない行動を取る為、突発的な行動による交通事故が多い点が特徴です。
子ども達に繰り返し教えてください。道路には危険がいっぱい!!
小さいうちから、具体的に道路での危険な行動や交通ルール・マナーについて繰り返し教え、大人の真似ではなく、自分自身で危険なことの判断や、なぜ交通ルールやマナーを守ることが大切なのかを理解させ、「自分の命は自分で守る」ことを身に付けさせましょう。
小さい子どもは、抽象的な言葉「危ない」「注意しなさい」では理解できません。
具体的に「なぜ危ないのか」「どう注意したらよいか」を教えていきましょう。

 ほぼ毎年、全国の園駐車場で死亡事故が発生しています。白川幼稚園は白川保育園と同じ敷地内にある為、早朝と夕方の送迎時にはかなり込み合います。また、駐車場出入り口は細い道もある為、接触事故にも注意が必要です。事故防止の為にまず重要なのは、保護者のみなさんが「幼稚園の駐車場は危険なエリアである」という事を強く認識する事です。
車の交通事故予防には車の安全運転+子どもへの安全教育に限ります。起きてしまってからでは遅い、事故。以下の事にも注意しながら、みんなが交通ルールを守っていきましょう!(^^)!

送迎側の親
◎子どもの手をしっかりにぎる
◎車が通る側には親が立つ
◎駐車場では子どもを自由にさせない

運転手
◎「小さな子どもが飛び出で来たり、車の周囲にいるかもしれない」と普段以上に意識して、緊張感をもって運転する
◎ゆずりあいの気持ちを持ち、時間に余裕を持つ
◎あおり運転は絶対にしない
◎駐車場内は徐行運転