「いよいよスタート!!」4歳児 ひまわり組ぞうGr 首藤
5月に入り、少しずつクラスのお友だちに興味を持ち始め、お友だち関係がそれぞれ見られるようになってきた、ぞうグループさん!
いよいよ、連休明けには、1チーム、4〜5人の新しいチームを作りました!
(4歳児さんは、4、5人程度の人数が、グループ活動をする上で、自分の想いを出したり、お友だちの想いを聞いたり、自己主張しながら、友だち同士の関わり合いが持てる、最も適した人数です!)
それぞれに、大好きなお友だち、気になるお友だちと一緒のチームになれ、とっても嬉しそうなお友だち!
そんな新チームでの最初の活動は、
「チームの名前を決めること」でした!
4歳児さんで、話し合いはできるのだろうか??と内心不安な気持ちでいっぱいでしたが、何事も経験だ!と思い、お友だちに任せてみることに!!
今回のチーム名のテーマは、
「おやつの名前」です!
(小さいテーマを決めることで、選択肢の幅が狭くなり、子どもたち自身が考え、決断しやすくなります!)
さぁ、話し合いがいざスタート!!
今回はあるチームさんの話し合いの内容が、あまりにも可愛らしかったのでご紹介しします!
Aチームさんの会話
Eちゃん「ミルクアイスが大好きだから、ミルクアイスチームがいい!」
Yちゃん「私もミルクアイスがいいー!」
さっさと女子が意見を言い、男子チームは??マーク。
担任「Kくんと、Rくんは何の名前がいいと思うー?」
Kくん「Kは、せんべいチームがいい!」
みんな大爆笑!!笑笑
担任「へぇー!なんでせんべいチームがいいの?」
Kくん「だって、パリパリ言って美味しいんだもん!」
なるほどー!と納得したみんなをよそに、Rくんだけ、なぜか浮かない表情・・。
Eちゃん「Rくんは何がいい?」
Rくん「ぼくもミルクアイスがいいかな・・」
担任「なんでミルクアイスがいいの?」
Rくん「ミルクアイスは甘くて美味しいから好きだけど、せんべいは・・・。ぼくは嫌いなんだよ!」
それを聞いた、最初、せんべいチームがいいと言っていたKくんは、目を丸くしてびっくりした様子!!
担任「へぇー!Rくんはせんべい、苦手なんだねー!そうなんだー!先生はおせんべい、Kくんみたいに大好きだけどね!」
「じゃあ、どうするー??」
すると、Kくん
「ぼくもミルクアイスも大好きだから、やっぱりミルクアイスにする!」
担任「えー?でも、Kくんはせんべいチームがいいんでしょ?自分で決めていいんだよ?」
Kくん「でも、Rくんが嫌いなら、嫌いな物が名前になったら、悲しいから、ぼくもミルクアイスにする!!」
Rくんの気持ちを思ってか、Kくんは眉間にシワを寄せ、とても深刻な表情をしていました(笑)
↑このようにして、Aチームさんの名前は「ミルクアイスチーム」に決まりました!
なんて、お友だち想いのステキな会話なんでしょう!!
また、自分の嫌な気持ちがしっかり言えたRくんもとってもステキで、心が温かくなる一コマでした♫
いよいよ、グループ活動のスタートラインをきったぞうグループのお友だち!
4歳児さんながらに、一生懸命、自分の思考をフルに回転させながら、話し合いを行う姿に、とっても嬉しくなりました!
これから、グループの仲間たちと一緒に様々な経験をしながら、友だちの良さを感じ、人との関わりを学んでいってほしいと思います!