白川幼稚園の実践ブログblog

『自分たちで決めるルール』5歳児さくら組きりんGr斉藤

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自分達で決めるルール
5歳児さくら組 きりんGr 斉藤りお

先日、子ども達と鬼ごっこをしました!
どんな風に鬼を決めるのかなと見ていると、
Aちゃん「鬼決め〜鬼決め〜のやつで決める??」
Bちゃん「うん!いいよ!ならみんな足出して!」
と言うと、みんな一斉に足を前に出しました!
担任は、足だしてどうやって決めるのかな?と見ていると、
Aちゃんが指でみんなの足を触りながら「鬼決め、鬼決め、おにじゃないよ」といって鬼を決めていきます。最後の「よ」の言葉に当たらなかったお友達が鬼になるというルールでした!


そして、鬼が決まると鬼ごっこが始まり、みんなは盛り上がっていました!
すると、Cくんが「ちょっとつかれたー」と言っていると、Dちゃんが「あ!ならここ(サッカーゴール)を休憩するとこにしよ!」と言っていました!

CくんとDちゃんは、遠くのお友達に向かって「ちょっと集まってー!!」と呼びかけて、みんなが集まると、「疲れたらね、ここで休憩しない?」とみんなに説明していました!
それを聞いて「そーしよう!」「疲れとったけんよかったー」と嬉しそうに会話が盛り上がっていました。
すると、疑問に思ったのかAくんが「けどさ、みんなが休憩すると鬼の人タッチできなくなるばい」
と言う意見を聞いたみんなは少し考えて「なら、休憩するのは10秒だけにするのは??」「えー早い30秒はー?」「数えるのが大変だけんいやだ」「なら12びょうは??」「12かー12ならいいよ!」と、12秒までが数えやすいのか休憩は12秒に決まりました!
その後休憩のルールを加え、みんなで鬼ごっこを楽しみました⭐︎
ルールを勝手に変えるのではなく、参加しているみんなに提案して、意見を言い合えている姿を見てとても嬉しくおもいました!

5歳児は、社会性の芽が身についてきます。自分なりに判断したり、相手の考えを認めたり、友達と協力して物事に取り組むことができます。これからも友達同士の会話やりとりを大切に、子ども達の、自分達が考えて決めたこと が実現されるように、見守りながら関わっていこうと思います。