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「秋ならではのお仕事」5歳児さくら組きりんgr 藤本

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「秋ならではのお仕事」5歳児さくら組きりんgr 藤本

朝晩は冷え込むようになり、だんだんと過ごしやすい季節になってきました。さて、最近毎朝の日課となっているのが「銀杏拾い」です!
幼稚園の大きなイチョウの木には銀杏がびっしりと実っていて、落ちてきた銀杏を拾うのが最近のさくら組さんのお仕事になっています。
「銀杏拾いしよ〜」と子どもたちを誘うと1番に張り切って来てくれるAちゃん。
「今日は、誰チームにする?」「子どもvs大人にしようよ!」「いいねぇ〜!ぼくたちと先生ね!」と一緒にいた子たちも賛成します。
最近は毎回、チーム対抗戦でどちらが銀杏をたくさん拾えるかゲームをしながら、銀杏拾いを楽しんでいます(笑)
トングで銀杏を拾うのは、握力も必要で大人でも簡単ではありません!
毎日バケツ2つ分溢れそうなほどの、銀杏が落ちているのです!!

最初は、「銀杏くさい〜」「この銀杏はつぶれてる!」と会話をしながら、一つ一つ丁寧に銀杏を集めていた子どもたちでしたが、数日経ったある日、 Dちゃんがトングでまとめて取る技を習得したのです!5つくらいを集めるとトングを横に寝かせるようにして、一気に挟んでいるのを見て、「うわぁ! Dちゃんすごい!!」と大盛り上がりです(笑)

それからは、一気にまとめて取るのが主流となり、この技を極めたのが銀杏取りに1番熱心なAちゃんです!
「みてみて!こんなに掴んだ!」と声が聞こえたので見てみると、なんと、15個も掴むことができるようになっていたのです(笑)

1時間近く時間をかけて銀杏拾いをするのですが、、、だんだんと飽きた私が「よし!もうこんなに拾ったから今日はここまでにしようか?」と言うと「えええ!!まだまだあるよ!まだ終わったらだめ!!!」とAちゃん。「うん!まだまだ!ぼくたちが勝つんだからね!」とCくん。
こうして、子どもたちが納得するまできれいに拾い集めています(笑)

一気に掴む技を使い始めてからは、銀杏拾い対決の優勝は毎回子どもたちです!
「やった!また子どもチームの勝ち〜♪」と大喜びの子どもたちです☆
このように、秋を感じながら毎日楽しんで銀杏拾いをしています!
最近では「先生!お迎えが来る前に銀杏拾いしようよ!」と子どもから声がかかるほどです♪
こんなに継続して、熱中して行えるのもさくら組だからこそだなと成長を感じています♪