白川幼稚園の実践ブログblog

「小さな音楽家withどんぐり🎶」 2歳児 ちゅうりっぷ組 長野

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「小さな音楽家withどんぐり🎶」 2歳児 ちゅうりっぷ組 長野

 すっかり秋になり、ちゅうりっぷ組が待ち望んでいたものが落ちてきました。どんぐりです!
以前アスレチック付近を通った時にはまだ緑色のどんぐりの赤ちゃんにしか会えませんでしたが、久しぶりにアスレチックの下に行くと沢山のどんぐりが…✨️
牛乳パックを持って出かけたちゅうりっぷ組のお友だち、どんぐり帽子やどんぐりの実を沢山見つけて牛乳パックに集めて行きます。あっという間に牛乳パック2つ分のどんぐりを集めることができました!☺️
保育室に戻ると「持って帰る!!」の嵐…😅担任が「素敵な製作に使いたいから、持って帰るのは少しずつね」と伝えると、すぐに納得してくれました。😌💭


少し経ったある日、担任が透明なプラスチックコップを取り出すと「なになに!?見せて!!👀✨」と興味津々のお友だち。椅子をものすごいスピードで机の前に並べたら、どんぐりマラカス作りの始まりです!
まずは、コップに油性ペンで色をつけていきます。担任が「このペンはお洋服に付いたら取れないから気をつけて使ってね。」と伝えると、小さな手で慎重〜〜〜にコップに色を付けていました。💕
立体的なコップに色を塗ることは、力を入れるとペン先がブレてしまうのでなかなか難しいですが、指先で力加減を調節し、反対の手でコップをしっかりと握っていたことで、コップの側面にもしっかりと色を塗ることができました!🖍✨️
また、担任が何も言わずとも「赤貸してー?」「はいどーぞ!」「これまだ使ってるよー?」「いっしょにしよ!」とお友だち同士でやり取りしながら進める姿も…!☺️💕上手く伝わらない時には保育者に仲介してもらいながら、お友だちと一緒に活動をすることを楽しんでいました。✨️


色を塗ることができたら、どんぐりを5個選んでコップに入れます。試しに1つのどんぐりをコップに入れてみたお友だち。「コロンコロン」ととってもいい音が聞こえました。👂✨️その音を聞いた他のお友だち、「私も!」「僕も!」と夢中でどんぐりを選び始めました。👀✨️どんぐり帽子がお気に入りのお友だちも多く、5個のうちのほとんどを、どんぐり帽子を選ぶ姿もありました。👒 ́-


どんぐりを入れて担任にテープを巻いてもらったら、どんぐりマラカスの完成です!✨️✨️
どんぐり帽子を入れたことで、「コロンコロン」という音以外にも「ガサッガサッ」とまた少し違った音も聞こえる素敵な楽器に仕上がりました✨️

皆のマラカスが完成したところで、ちゅうりっぷ組の音楽会を開催しました!曲は、お友だちからリクエストのあった「オモチャのチャチャチャ」と「ピカピカブー」です!🎵
「オモチャのチャチャチャ」では、「チャチャチャ」のタイミングに合わせてマラカスを振るお友だちもいれば、振ることが楽しすぎて1曲全部振り続けるお友だちも…。☺️「ピカピカブー」では、元々の振り付けを踊りながらマラカスを振る姿も見られました。💕
現在も、お集まり時にどんぐりマラカスを配り、「山の音楽家」や「どんぐりころころ」などの季節の歌にも合わせて振ることを楽しんでいます!☺️💕

 

最後に、お集まりであった、どんぐりに関するエピソードを1つご紹介します。それは、「どんぐりころころ」を歌い終わった時でした。歌詞の最後に「やっぱりお山が恋しいと、泣いてはドジョウを困らせた😢」とあり、担任が「お山に帰りたいよ〜って泣いたんだって。」と伝えました。すると、1人のお友だちが「(マラカスのどんぐりを指さして)どんぐりさんは〜?」と担任に質問しました。担任が「『みんながマラカスを沢山振ってくれて楽しいから泣いてないよ』って言ってるよ!」と伝えると、「へへへ😁」と嬉しそうに笑っていたお友だちです。💕💕ちゅうりっぷ組のお友だちは、優しい心の持ち主なんだなぁと改めて感じた担任でした。☺️💕