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「お楽しみ会みどころパート4〜劇遊び〜」5歳児さくら組きりんgr 藤本

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「お楽しみ会みどころパート4〜劇遊び〜」5歳児さくら組きりんgr 藤本

最後に劇遊びの取り組みについてご紹介したいと思います。
きりんgrでは、子どもたちが考えたオリジナルストーリー「どうぶつさるがっせん」を劇遊びにしました。
この物語がどのように作られたかというと、初めは「劇遊びやりたいよね!」「どんなお話がいいかな?」「猿がでてくるのがいい!」「動物とかがでてくるのかな〜」と色んな意見が出てきました。
そこで、子どもたちが好きそうな物語を探し「孫悟空」のお話をクラスで何度か読んでみると「さるがでてきた!」と最後まで物語に集中する子どもたちでしたが、担任の予想は外れ、子ども達にはあまりはまらなかったのです。
話し合いを進めていくうちに「私は魔法使いが出てくるお話がいい!」とまた新たな登場人物も増え、どうしようかと悩んでいると「じゃあさ、みんながやりたい役が出てくるようにしたら?」とAくん。
「じゃあお話を作るってこと?」と担任。「うん!それがいいと思う!」と子どもたち。
その答えが周りの子どもたちもしっくりきたのか、全員一致で自分たちで物語を作ることになりました!

「どんな物語にしたい?」ということから話し合いを始めると「動物が出てくる話!」「さるがいい!」「トラがいい!」と他にも、犬、猫、ゆきひょうなどの動物の名前があがると、「魔法使い」「ヒーロー」「ドラえもん」「お姫様・王子様」と色々な登場人物が上がります。
(これがどんな話になるんだろう?)と内心わくわくしながらも、物語が完成するのかと不安になる担任でしたが、「動物を守るヒーロー」という友だちの案を聞くと想像が膨らんでいき、「どろぼうがきてお金とかを盗んでいく」「どろぼうは猿!」と少しずつ物語の内容が組み合わさっていきました。

「猫の宝を猿が盗んで、警察がきて、ねこと警察を助ける!」と案が出た時には、チームごとに集まり『猫と警察を助けるのは誰か?』という議題で話し合いました。

○ゴリラチーム→アフリカゾウとヒーローが出て戦う

○ゆきひょうチーム→イノシシとどろぼうが戦って猫を助ける

○やぎちーむ→魔法使いがでてきて、どろぼうを逃す、魚をライトで当てて光ってるようにする

○いぬチーム→動物たちを守るヒーローが出てくる、猿は食べ物を食べたり木に登る

○サイチーム→ドラえもんが出てくる(ドラえもんが大好きなAくんはドラえもんをどうしてもやりたいようです(笑))

どのチームからもおもしろいアイデアが発表されました!
このみんなのアイデアがどう変化していきながら、お話になるのかはまた次の会にご紹介したいと思います!