感触遊びの一週間~その壱~
いちご組 高濱
先週一週間、感触遊びをしました。
感触遊びとは、素材の感触を楽しむ遊びのことです。子どもは素材に触って、冷たい、温かい、ふわふわ、ぐにゃぐにゃなど、色々な感触があることを学んでいきます。
月曜日 小麦粉粘土遊び
初めての小麦粉粘土遊び、まだ素手では難しくビニール袋の中に入ってる赤 緑 紫 青の小麦粉粘土を指でつまんだり、指先でつついたりして楽しんでいました。でも飽きると、ポイッとテーブルの下に落として楽しんでいた子ども達です。
火曜日 新聞紙ボール遊び
小さく丸めた新聞紙ボールを子ども達の前に出すと、興味津々で掴もうと、身を乗り出して手にしていた子ども達です。保育者がテーブルの上で、手のひらを使ってゴロゴロさせると、まねして小さい手でゴロゴロさせて楽しんでいました。🤭指でつまんでみたり、口でがじがじして確かめている子もいました。テーブルの下に落として、転がるのを嬉しそうに見つめて楽しむ子などそれぞれに楽しんでいるのがよくわかりました。お片付けも上手でしたよ。一つずつ拾ってきて袋に入れてくれました。
水曜日 お湯と水の感触遊び
お湯と水の入ったボールをそれぞれ子ども達の前に出しました。不思議そうに眺めていた子ども達。するとまずFちゃんが手を入れました。その時の表情が、ぱぁっと笑顔になり私たち保育者の顔を見上げました。後に続けとばかりにパシャパシャと手を入れる子ども達。保育者が、こっちは?と進めると、手を入れた瞬間、冷たかったのか、えっ👀⁉️とした顔をしていた子どももいました。でも、すぐに慣れて勢いよく手をつける子ども達でした。温かいお湯と水の温度差を肌で感じることができたと思います。🤭
感触遊びは、子どもの五感を刺激し、発達を促す遊びです。「こねる、丸める、ちぎる」などの指先を動かす感触遊びをすることで、指先の器用さを育てていくことにも繋がります。また、情緒が安定する、ものを識別する能力を育む、危険察知能力を高めるなど、子どもに必要な能力を育んだり発達に良い影響を与えますので、積極的に取り入れていきたいと思います。
明日はまた違う感触遊びについて、お伝えしたいと思います。