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「この暑さ、外にでる?でない?」 保健 岩谷

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 毎日テレビでも言われている熱中症。熱中症アラートもほとんど毎日出ています。
重度の場合は命に関わることもあることから、子どもの熱中症を心配して「外遊びをさせない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか💦
ですが…
熱中症が心配で外遊びをさせないのは、逆効果!いわれています。
熱中症を心配するあまり、クーラーが効いた部屋で1日を過ごす日々を続けていると、子どもは暑さになれることができず、少し外へ出ただけで気分が悪くなったり、体調を崩すこともあります。

外遊びで汗をかくことは…
・基礎代謝、体温や血圧の調節能力、脳・神経系の働きといった、自律神経機能の向上に繋がる。
・自律神経の発達は、身体的な調整機能だけではなく、子どもの意欲や自発性などにも影響を与える
・友達と外遊びすることで協調性など非認知能力も養われ、ストレス発散の手段としても、非常に有用。

このように、外へ出るだけで、子ども達にとってプラスになることがたくさんあります♪

熱中症で倒れる人は屋外より室内のほうが多い
熱中症は、暑い日に屋外で発症するというイメージがありますが、気温が高い部屋、湿度が高い部屋、通気が悪い部屋でも発症しやすくなります。
発生場所は住居が最も多く39.9%、公衆(屋内)8.2%と約半分が室内で熱中症になったことがわかります。
屋外の道路では、16.6%(消防庁 令和5年5月から9月のデータから引用)

 

しかし、この暑さの中、1日中戸外は、さすがに危険です。10〜14時の太陽が一番上に来る時間帯を避けて、
🌟朝や夕方など気温が上がり過ぎない時間帯に、30分程度でOKですので、外遊びをしましょう。

また、大人よりも子どもは熱中症にかかりやすいですよね。ただ、子ども自身で熱中症予防は困難です。その日の体調をみながら、戸外遊びをして、適切な水分補給を行って健康的にこの夏を楽しみましょう☺

 

暑い時は木陰で水分補給と休息をして、楽しんで遊んでいます♪

 

熱中症警戒アラートが出ている時は、室内でブロック遊びや制作をしてます♥