白川の里の実践ブログblog

感謝

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私は白川の里に勤めて16年になります。ご縁があり、浄土真宗の僧籍も取らせて頂きました。

最近、印象深い法話を拝聴する機会がございました。少しその法話をご紹介します。

 

皆さんは、父親・母親をどのように呼ばれていますか?今時、父上・母上とは言わないでしょうが、恐らく「お父さん・お母さん」や 「パパ・ママ」と呼んでいるでしょう。

それでは、『誰からそのように呼びなさい』と言われましたか?

きっと、物心ついた時には自然と呼んでいたと思います。

しかし、そう呼ぶようになるには、お父さんやお母さんが赤ちゃんの頃から「私はお父さんだよ」「私はお母さんよ」と言い続けた結果、 気づいたときには自然と「お父さん」「お母さん」と呼んでいたと思います。

「お父さん・お母さん」と自然と呼ぶように「南無阿弥陀仏」と呼ぶ事が出来たら良いですね。。。

 

私はこの法話を拝聴し、改めて報恩感謝の意味について考えさせられました。
 
白川の里では9月の敬老感謝の日に合わせ、「敬老福祉週間」というイベントを開催しております。その際に、「感謝」という文言をテーマに掲げております。

この「おかげさま、ありがとう」、「お父さん・お母さん」と自然と呼ぶように感謝の気持ちを持てる職員になりたいと思いました。

                                                      総務課 森川 昌樹