白川の里の実践ブログblog

よりそう

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               大塚立也 作

 私が「ひとりのいのちにみんなでよりそう」という理念を実践していると感じることは、
日々入居者の方のケアを行う中で、普段の様子とちょっと違うことに気づいたとき、
他の介護職員と話し合ったり、看護職員に伝えることです。
 結局何でもなかったということも多々ありますが、入居者に対する些細な気づきも普段から
職員間で共有することで、初期段階で病気を発見できたり、何かそわそわとしている入居者がいた
としても職員間で注意を払っていれば、転倒等の事故を未然に防ぐことができる時もあります。

 また、理念の中の「よりそう」という言葉から感じられるのは“やさしさ”です。
笑顔とやさしみのこもったケアを心がけると、入居者の方からも温かな感謝の言葉を受けることが
あります。それは何よりも自分の励みになりますし、入居者の方にとっても安心を感じることだと
思います。

 介護の仕事は本当に忙しく、ともすれば笑顔を忘れがちになってしまいますが、心の余裕を持つ
には、職員間で協力し、効率的に業務を行うことが不可欠です。入居者お一人おひとりに対し、
職員同士がみんなで協力し合い、やさしさのこもったケアを行うことが、理念を実践していること
ではないかと感じました。

                                北館1丁目 介護職
                                    大塚 立也