白川の里の実践ブログblog

日常の大切さ

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 熊本地震から4年の月日が経ちました。

 

利用者様の顔を見るまで、声を聞くまで、心臓がどきどきしながら

安否確認をしていた事を今でも思い出します。

震災の記憶を忘れず、災害に備えて自宅にある防災グッズの確認を

行いました。

 

 現在は、新型コロナウイルス対策を可能な限り行っております。

職員の健康管理、手洗い、うがい、手指消毒、衣類の除菌、換気、

一定の接触を避ける等、出来うる予防策をとり「持ち込まない」

「自身の身を守る」を日々緊張感を持って訪問支援を行っています。

先日、ある利用者様の自宅に訪問した際、お庭に出ておられました。

そのお庭は、亡き奥様が手入れをされ、季節の花々が美しく咲き、

奥様の面影が感じられる場所です。

晴天の中、風も心地良く、お庭をご一緒に眺めながら談笑していると、

日々の緊張がその時間だけ軽くなったように感じました。

 

利用者様の健康と当たり前の日常がいかに大切であるか、改めて実感し

ています。今後も微力ながら生活の支えになれる様、安心と安全、住み慣れた環境で

生活を続けていく為の支援を全力で行って参ります。

 

訪問介護  上妻 亜紀