白川の里の実践ブログblog

愛犬

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我が家には、18歳になる愛犬がいます。人間でいうと、90歳超えていると思います。

今では、目は見えておらず耳もほとんど聞こえません。家の中をグルグルと回りながら、壁にぶつかったり水をひっくり返したりします。

そんな愛犬ですが、生まれた時から一緒にいる姪のことが大好きなんです。自分が育てたと言わんばかりに、姪が家に来ると尻尾を振り、かたときも傍から離れません。目も見えず耳も聞こえないのに、匂いだけで姪だと気づく。さすがだなーと感心する日々です。

そんな愛犬も、先日体調を崩し人生初めての点滴をしました。

やせ細り、日に日に弱っていくその姿を見て、そろそろ「先のこと」も考えないといけないなと思うようになり、家族で話をしました。

姪達にとって、初めての経験で、泣きながら「先の事なんて考えたくない、まだ死なない。」と言ったきり、話をしようとすると泣き出し黙り込みます。

どうしたものか・・・。命あるものいつかは・・・と、本人も分かってはいるのでしょうが、大好きだからこそまだ受け入れられないのでしょう。

どう本人へ話をするか、伝えられることはないか今考えている最中です。

きっと、正解なんてないし、こうした方がいい!なんて言うつもりもありません。ただただ、お互い(姪・愛犬・私たち)が後悔せず「幸せだった」と思ってもらえるよう、私は最善を尽くすだけだと考えます。

                                     東館1丁目 片山