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保険制度改定について

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介護施設で今、注目されております制度改定による加算の要点についてお話しさせて頂きます。介護保険制度が始まり、今回が9期目となります報酬改定ですが、自立支援、重度化防止に向けた対応の中で、リハビリテーション、機能訓練、栄養、口腔衛生の一体化が加算される事となりました。高齢者の生活に重要なことは、身体機能を維持できるように、身体を動かして、バランスのとれた食事を摂取し、口腔内の機能、衛生を保つ事が大切という考え方だと思います。介護保険制度が始まってから、3年毎に制度改定が行われ、それに伴い翌年に報酬改定が行われています。前期の制度改定では、施設利用の高齢者の食費の部分で改定が行われ、一定数の利用者が、月2万円程の自己負担増となりました。まさに、高齢者の母を抱えている私の家も利用料が2万円増えました。

 仕事的にも、家庭的にも、制度改定や報酬改定の時期は、内容がとても気になります。今の時代は、解らない事があれば直ぐに携帯電話やパソコンで調べられるので、すごく便利だなと思います。介護情報だけでなく、様々な方向にアンテナを張って、業務に取り入れていけたらと思います。

                                介護支援相談員 黒田 恵美