白川の里の実践ブログblog

気遣い

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「気遣いは大事だ」とよく言われます。

様々な人が集まって仕事していく上で、お互いに「気遣い」がなければ、どうしても気持ちよく仕事はできないと思います。

私は学生の頃、ビジネスの授業を受けた際に、先生が「気遣い」というのは「気遣われる側」の方が大事なのでは。と言っていたのがすごく印象に残っています。

「気遣い」は《してあげる》ものでもないですが、《されて当たり前》のものではない。

「気遣いされる側」が「気遣われて当然」というような態度であったなら、いい気はしないし、そういう人ほど、そもそも「気遣い」に気づかなかったりする。

と言われていました。

私はこの言葉を聞いて、少しずつ「気遣い」が「損なこと」のように思えてきて、「気遣う心」がなくなっていくのではないかと思いました。

だからこそ、大事なのは誰かの「気遣い」に気づき、その「気遣い」に感謝の心を持つこと。そしてその感謝は誰かへの「気遣い」という形で返していくことだと思います。

こうして「気遣い」のかたちを広げていくことが大切なのではないかと感じました。

私も仕事をしていく中で、ご入居者様、ご家族、来園される方など、常に「気遣い」の心を持ち努めます。

                            事務課 入江