今年も残りわずかとなり、日に日に寒さが増してきました。おひさまに来ている子どもたちの中でも感染症が出ています。体調に気をつけて元気に年越しが出来るように手洗いやうがい等徹底していきたいと思います。
皆さんも体調にはお気をつけください。
最近放課後等デイサービスに来ている子どもたちが高学年以上の子が多くなり、「何でおひさまに来ているのか?」等尋ねられることが増えたり、行きしぶりが見られるようになりました。それについてスタッフ同士で話をすると子どもたちの意思や思いを聞く時間を作ったり、目標についての話をしていったほうがいいのではないかという意見がでてきました。
先月、気持ちに折り合いをつけることに課題があるAさんと話す機会を作りました。目標についての達成度を聞くと「まだ全然出来てない。周りに迷惑をかけている。」と自分の姿を振り返って話をしてくれました。スタッフが「じゃあ、どうしたらいいと思う?何を頑張りたいかな?」と尋ねると「イライラする時間を減らしたい。」と自分で考えて答えてくれました。
次の週Aさんが来た時にもやもやする場面がありました。以前は教室から飛び出し、涙してしまい切り替えにしばらく時間がかかる様子でしたがその時は、部屋を飛び出すこともなく、自分の中でクールダウンをする姿がありました。また、次のスケジュールにも参加することが出来ていました。大きな成長が見られてとても感動しました。
その出来事から子どもたちの思いを聞くことや自分自身を振り返ってもらうことの大切さに気づくことが出来ました。今まで自分自身が支援をする中で保護者さんの思いやこちらの見立てで「こういう風になると社会でもやっていける。」等と考えてしまっていたように思い、その考えを改めていきたいと思いました。
これからは、その子1人1人の思いを聞いてその子がどうしたいのかを大切にしながら子どもたちがなりたいと思っている人になれるように支援をしていきたいと思います。
放課後等デイサービスおひさまぷらす 田代 藍