若草学園の実践ブログblog

関係づくり

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今年は、12月だと感じることが中々できずにいましたが、急激な気象の変化で、本来の“師走を”感じられる気候になりました。しかし、それに伴いインフルエンザや新型コロナウイルス感染症、マイコプラズマ肺炎に溶連菌感染症にりんご病…と寒さと共に感染症のニュースも見聞きしている今日この頃です。皆さまにおかれましては、体調など崩されていませんか?

相談支援センターいちばん星に入職して3年目となり、沢山の方々と計画相談で関わらせていただき、お話を伺っていると、それぞれに抱えられている背景や課題、意向や想いが聞かれます。それは、ご本人だけでなく、ご家族や保護者の皆様も同様で、それぞれの想いを話してくださいます。できるだけ、ご本人やご家族の意思・意向を大切にして計画書にも反映させることを心がけています。施設入所・グループホーム入居・療養介護をされている方々の場合は利用されているご本人に会い、ご家族に報告をするようにしていますが、報告をすると“会いに行ってくれた”ということ自体をとても感謝される場合もあります。ご本人も少しずつ反応していただけることが増え、言葉で伝えられない時にも目を見開いてしっかりと目線を向けていただいたり、瞬きして反応してくださったりします。ご家族から、半年または3ヶ月毎のモニタリングで話をお聞きしていく中で少しずつ色々な話をしてくださるようになり、「仕事じゃなくても、近くに来たら寄ってね」「またいつでもいらっしゃい」と言っていただける時もあります。まだまだ関係作りができていない御家庭もあるため、これからも丁寧な関わりを続け良い関係作りができるよう努力していきたいと思います。

 

相談支援センターいちばん星 廣瀬