若草学園の実践ブログ blog

ホッと一息

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待ちに待った夏休みがスタートしましたが、入所部の子ども達は1日のスケジュールが変わったことで、まだまだ落ち着かない様子です。お友だちと一緒に楽しく遊ぶこともあれば、ケンカをしたり、イライラした気持ちをなかなか切り替えられず攻撃的になったり…エネルギッシュな子ども達なので、気持ちが昂った時は戦闘モードのようにトゲトゲとした鎧をまとっているように感じます。

 

以前、施設心理士の業務に心理面接があることを書かせていただきました。普段すぐに戦闘モードに入る子どもたちも、心理面接内では鎧を脱いだかのように、ゆっくりと、穏やかな時間を過ごしています。工作が上手くできなくても、素直に「手伝って」と伝えてくれたり、ボードゲームで負けても怒らずに受け入れることができたりと、普段とは少し違った様子が見られます。集団生活を送っている子ども達にとって、面接室では誰にも邪魔されず、ありのままの自分で過ごすことができているのかなと思います。

 

面接後も穏やかな様子がもう少し続けば…と思うこともありますが、子どもたちにとって鎧をまとうことは、集団生活において自分自身を守る術の1つなのだろうとも感じます。しかし鎧を着たままだと、心身ともに疲れ果ててしまいますし、子ども達や職員との人間関係にもネガティブな影響を及ぼしてきます。ですので、生活の中でも程よい鎧の脱ぎ方を一緒に模索しつつ、これからも心理面接がホッと一息つける居場所になれるよう、子ども達との時間を大切にしていきたいと思います。

 

入所部 

施設心理士 霍田