若草学園の実践ブログ blog

苦手なことにも向き合う力

カテゴリー:若草学園の実践ブログ

9月に入ってもまだまだ暑い日が続いていますね。長い夏休みが終わり、学校が始まりました。生活スタイルが変わり、「学校行きたくない!」と言う子もいますが、「楽しかったー!」と笑顔で帰ってくる姿を見るとほっとします。

 今年の夏休みも子どもたちに「夏休みにしたいことアンケート」をとりました。ディズニーランドやUSJなど、叶えてあげれないものもありましたが、今年は新たに『映画』『きもだめし』『花火』を実施しました。イベントを書き込んだカレンダーを毎日楽しみにチェックしていました。

 しかし、夏休みは楽しいことばかりではありません…。それは『宿題』です。毎日10時から30分間学習の時間を作りました。宿題を前に「はぁー」と深いため息をつく子、「先生がせんでいいって言った!」と言う子、「早く終わらせて遊ぶぞー!」とはりきる子、様々です。やりたくない気持ちは分かりますが、終わらなければいけません。そこでどう気持ちを向けていくのかが大切です!出来たという達成感を積み重ねる為に、まずは取り組みやすそうな課題から取り組んだり、10問やプリント1枚など量を決めて取り組むようにしました。分からないところがあると怒っていた子も、「ここ分からんけん教えて」と尋ね、苦手なことにも向き合うようになりました。コツコツ積み重ねていく中で終わったプリントが増えていくと、終わることの嬉しさを感じ、やる気もアップしていきます。職員が教えながら解いていた課題も一人で解けるようになり、自信にも繋がりました。長いと感じていた30分間の学習時間も黙々と取り組めるようになりました。そんな子どもたちの姿を見て、積み重ねの大事さを改めて感じました。

 日々子どもたちの関わる中での支援も同じです。始めは職員と一緒に、出来た経験を積み重ねていくことで少しずつ自分でと、私たちの支援の度合いも変わってきます。子どもたちのできることが増えていくことはとても嬉しいことです。

 宿題も終わり、気持ちもすっきり!夏休みの最後に行った『きもだめし』と『花火』は大盛り上がりでした。夏休み楽しかった!という子どもたちの声が聞けて私たちも嬉しかったです。冬休みはどんなやりたいことが子どもたちから聞けるのか楽しみです。

 日々の生活は楽しいことばかりではありませんが、苦手なことにも向き合い、頑張る力をつけながら一緒に楽しく過ごしていきたいと思います。  入所部 宇藤