若草学園の実践ブログ blog

改めて思うこと

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 季節が変わり、晴れた日は清々しい気分になれる時期になりましたね。

 

 熊本地震から10年が経ち、ブルーインパルスが熊本の青空にダイナミックな飛行を見せてくれました。熊本地震が起きた時は空を見上げる余裕もなく、余震が続く中終わりの見えない日々を送った事を思い出しました。

 

 熊本地震の象徴でもある阿蘇大橋は、私にとっては生活道路で通退勤時には欠かせないものでした。阿蘇大橋が陥落したことにより、他の道を使用する事になったのですが、どこも登り下りが大変で曲がりくねっている道を行かなければいけなくなりました。(車のブレーキを踏む事が増え、いつ車が故障するのか不安でした。)最初にグリーンロードと名の付いた道を使ったのですが、道横は崖で雨が降り霧が発生すると前の車さえ見えなくなり、運転をすることがとてもコワイ状況でした。ミルクロードの方がいいとの情報から、その後ミルクロードに変更したのですが、南阿蘇村内はあちこちで家屋が倒壊していた事や、道も何とか通れるところを進み通勤しなければいけませんでした。ミルクロードは確かにグリーンロードより良かったのですが、毎日のように事故車・故障車・脱輪車で大渋滞でした。片道2時間以上かかる事もありました。ミルクロードには街灯もなかったので、仕事帰りには真っ暗の中帰る事もありました。

 その後、俵山方面が仮の道路を用意していただいたのでその道を使うようになりましたが、それでも通退勤は大変だった事を覚えています。(一度だけですが、退勤中にもののけ姫に出てくるような立派な角を持った鹿が崖の上に仁王立ちしていたことがあります。きっと、仮道路の為に住処を荒らされたのでは?そう思うと、生き物も被災していると思いました。)平成29年8月長陽大橋ルートが開通し通退勤もかなり楽になりました。新阿蘇大橋は建築中だったため、出来上がっていく工程を眺めながら開通を心待ちにしておりました。令和3年3月、多くの方々の尽力により新阿蘇大橋が開通しました。建設予定だった橋もあった中、優先して新阿蘇大橋の建築が行われました。とてもありがたい事でした。

 

 何事もですが、ここまでに辿りつくまでの大変さは当事者にしか分からない事ではありますが、雨や雪が降ると「大丈夫ですか?」や「毎日大変ですね!」など同僚より声をかけていただきました。その寄り添いの言葉には今でも感謝しかありません。私はどれだけみなさんに寄り添うことが出来ているのか、今回の熊本地震10年目の節目に考えさせられることは多くありました。

 

 熊本地震を教訓に災害時に何が出来るのかを考え、支えられたお返しが出来ればと思っています。

 

相談支援センターいちばん星 山田