若草学園の実践ブログ blog

「もう10年」

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熊本地震から10年がたちました。今月はテレビなどで復興後の話などを目にする機会が多く、それぞれの姿をみると何ともいえない気持ちになります。若草児童学園においては当時、子どもたちと職員は暗く寒い中、駐車場へ避難しました。布団をもっていた子もいました。普段はふざけたり、反発したり、にぎやかな子どもたちも、みんな落ち着いて外にでて協力してくれたことを思い出します。こういった時は何かみえないスイッチがはいります。不思議です。私は家からかけつけ、ガスを止めたりしました。自動ドアはゆがみ、カギもかけれない状態。停電、保護者への連絡もできません。連絡簿や個人ファイルをあさり、手分けしあって連絡をしたかように思います。今はいつもどおりの生活ができていますが、「当たり前」の生活がどれだけ「当たり前」ではないか経験しました。いつもどおり何不自由なく過ごしていると、あらゆるものを忘れがちですが、「大事なもの」「小さな幸せ」に気づけるよう、感謝の心でこれからも過ごしていきたいと思います。私の子どもは地震を知りません・・私の経験を伝えながらも、当たり前の大切さを伝えていけたらと思います。

       入所部 総務 大田黒