若草学園の実践ブログblog

笑顔っていいね😊

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放課後等デイサービスは、名前の通り学校の放課後が療育時間です。

子ども達は5~6時間学校で過ごし、きっと色々なことがあっているのでしょうが元気に来所してくれています。

友だちと一緒に楽しかった日、友達と喧嘩した日、先生に褒められて嬉しかった日、先生に叱られて落ち込んだ日、給食が好きな献立だった日、嫌いな献立だった日、色んな事が学校であっても『おひさま』に通ってきてくれます。教室に入って来た時には気持ちも切り替わっているのか「○○さん、こんにちは」とスタッフが挨拶すると殆どの子がはにかんだ笑顔で「こんにちは😊」と言ってくれます。表情や声の大きさ、視線の様子でなんとな~く学校での様子や疲れ具合が伺えます。小学1年生の女の子の中に声が小さく、折角の挨拶も

相手に届きにくく「挨拶しているのに、もったいないな~」と思っている子がいました。

スタッフ間では「小学校に上がって緊張しているのと、放課後等デイのスタッフと活動に慣れていなくて不安があるのかな・・・?」と話していました。

さて、朝からの1日利用や熊本駅への外出等を経験した夏休みが終わって9月が始まったころから何だか視線が合うことが多くなったように感じていました。来所してからの挨拶もにっこり笑顔😊と一緒にちゃんと相手に届く声で「こんにちは😊」と言えるようになってスタッフみんなで「Aさん、すごいね。大きな声で挨拶できたね。」とAさんの成長を喜び合い、たくさん褒められたAさん自身は、照れ臭い様子でした。

また別の女の子Bさんは、大好きなトランポリンで友達と跳びはねたり大好きな歌を友達と一緒に歌った事がとても楽しい経験になり、今では自分からお喋りをしてくれるようになりました。元々歌うことが大好きだったBさんは、友達やスタッフの前で歌って楽しかったことや褒められて嬉しかったことが自信に繋がったようでした。

週に1回放課後の1~2時間の短い関わり合いの中でスタッフは子ども達の様子を観察しつつ、「がんばれ、がんばれ」と応援しています。子ども達のはにかんだ可愛い笑顔はスタッフの原動力になっています。「自信を持って欲しい。笑顔でいてほしい。」そう願って子ども達との時間を大切にしています。

 

若草学園通所部

放課後等デイサービスおひさまぷらす

 吉田広子