若草学園の実践ブログblog

サッカー

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「先生、外行っていいですか?」と、毎日下校後慌てて着替え、外に走り出す子ども達。特に北中生と一部の高校生。毎日グラウンドでのサッカーを楽しんでいます。真夏の暑い日も、ほとんど毎日やっていました。以前は、必ず職員が一緒についての外遊びでした。しかし、職員体制や、入浴支援などの関係で、どうしても外に出られない時もあり、外でサッカーをしたい子ども達にとって、不満だったようです。そこで、ルールを決め、自分達だけでサッカーをさせて見る事にしました。

・時間を決め、その時間になったら帰って来る事。

・危ない事はせず、安全に遊ぶ事。

・ルールを守ってケンカにならないようにする事。

 

もちろん、そのルールが守れないと、自分達だけでの外遊びは出来ない事になります。

思春期真っ只中の子ども達。何でも「ダメ」と言われると、反抗したくなるお年頃。それが、ちょっと信用され、自分達に責任を任せられると、俄然やる気!!「OK!わかった」と元気に外へ走り出して行きました。いつもは、時間になってもなかなか帰って来なかったり、言われても知らんぷりの子ども達も、この時ばかりは時間になると慌てて帰って来て、すぐ風呂に入ったり、その後の行動もスムーズ。そんな時にすかさず褒める。すると何だかいい気分になり満足気。

 

 何でも責任を持たせて、やらせてみるのもいいですね。もしそこで失敗しても、それを反省し、次につなげる事で、また成長していくのでしょう。

 

 サッカーの腕前はなかなか上がっています。「チーム作りたい!」という声も上がり、他の施設との試合など検討中。何事も頑張れ♪子ども達。

 

入所部 松村