若草学園の実践ブログblog

何でも「初めて」から始まる! (*´▽`*)

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以前、ブログで「人前に出ることが苦手で、子ども時代は、顔が真っ赤になって、お腹が痛くなっていた…」との話をさせて頂きました。しかし、大人になって仕事で、講師として人前で話をしたり、司会進行をするような機会が増え…ヒェー苦手なのに何で⁉…(;゚Д゚)…と思いながらも、お断りすることも出来ず、緊張して多量の冷や汗をかきながらも貴重な経験をさせて頂きました。

 先日、第2回目となるカニングハム・久子先生の講演会が行われましたが、昨年は第1回目ということで、大津町文化ホールの大きな会場で講演会を開催し、その時には司会進行の役を頂きました。カニングハム先生をお出迎えに行き、「初めて大勢の人の前で司会をするので緊張しています。失敗してしまったら申し訳ありません💦」と、お話したところ…カニングハム先生が、

「何でも『初めて』から始まるのよ~ 大丈夫よ~」

と言って下さいました。

何気ない一言で、当たり前のようなことではありますが、「初めてだから緊張して当たり前!失敗しても当たり前!と思ってやろう!!」と、ガチガチに緊張していた私の心は、フッと軽くなりました。

当日は、緊張して早口になったり、言葉を噛んでしまって…焦りで冷や汗が…何とか無事に終え、どっと疲れましたが、次に活かせる貴重な体験をさせて頂いた!と前向きな気持ちで終えることが出来ました。

カニングハム先生との出会いで、私の考え方も大きく変わったと思います。

 今では、講師やファシリテーターとして、大勢の前で話す機会も増えましたが、以前ほど激しい緊張もしなくなりました。経験って、積み重ねって大事だなぁ~と、改めて思います。苦手なことから逃げていたら、きっとこんな風に私自身が変わっていなかっただろうなぁと思います。

だからと言って、人前で話すことが好きになった訳でも、得意になった訳でもありません💦ただ、苦手でやりたくないことでも、頑張ってみようと思えるようになったことは確かです。

 

 先日、児童発達支援事業の「ゆうこ先生」も熊本県の新任職員従事者研修という、100名ほどの福祉関係の職員の前で、事例発表をするという機会を頂きました。ゆうこ先生も私と同様、人前で話すのは苦手なタイプです。発表の直前まで「吐きそうです~(>_<)💦」と、もの凄く緊張していました…。発表が始まっても、始めの内は、あまりもの緊張からマイクをお腹付近に持っており、マイクを口に近づけるのを忘れていた程でした(笑)

20分程の発表でしたが、無事に終わり本人も安心した様子。しかし、この研修…夏と秋に2回に分けてある為、発表も2回!「2回目の方が緊張しました!」と言ってました。(笑)

しかし、ゆうこ先生も「貴重な経験ができて良かったです!」と終わってから言っていました。

 

 

「人前が苦手」と言っているのに、私やゆうこ先生を研修に送り出す施設長!「鬼!」と思いつつも(笑)、きっと「大丈夫かなぁ?」と心配しつつ、送り出して下さったことだと今は思えます。このような経験を与えて下さった施設長にも感謝です

この「苦手なことや初めてのことにチャレンジする」って、本当に勇気がいるし、ストレスはかかるし…嫌ですよね…。でも、この「初めての一歩」を踏み出すことが大事だなぁと改めて感じます。大人でも苦痛なチャレンジ!おひさまに来ている子どもたちにとっては、毎日が「初めて」の経験です。私達は、この大きな一歩を踏み出すお手伝いを毎日しているのだと改めて感じます。その為にも、子ども達の立場に立って、気持ちになって、どうすれば出来るのか?を考え、丁寧に関わっていかなければならないなぁと思いました。

 

児童発達支援センターおひさま 河瀬